着想と脚本がいい。と思ったて、エンドロールを見たら、「企画」が元フジテレビのドラマプロデューサーの山口雅俊、脚本が大森美香。「カバチタレ!」のコンビ復活。面白いはずだ。オリジナルで、キャスティングもそんなに強くなくてもストーリーが面白ければ、十分ドラマは楽しめる。安易に「漫画原作」で連ドラを作っている風潮が最近強いが、そういった風潮に「エジソンの母」は一石を投じている。
山口 雅俊(やまぐち まさとし)は、日本のドラマプロデューサー。
兵庫県神戸市出身。灘高等学校、東京大学法学部卒業後、コロンビア大学に留学しMBA(経営学修士)を取得したのちフジテレビに入社。スターダストプロモーション所属の俳優と太いパイプを持った。作風の特徴として、トレンディドラマとは一線を引いた社会派ドラマを数多く手がけた。特に『ギフト』、『きらきらひかる』、『カバチタレ!』などは視聴率としてはそれほど高いわけではないが、その内容が高く評価されている。また、『ロング・ラブレター~漂流教室~』のような、連続ドラマとしては異例のSF物にも取り組むなど、意欲作が多い。2005年11月にフジテレビを退社・独立し、株式会社ヒント
http://www.hint.bz/img/space.gifを設立する。
松屋 代表取締役の秋田正紀、村上世彰は灘高校・東京大学の同期。スクウェア・エニックス代表取締役の和田洋一は東京大学の同期。
プロデュース作品
フジテレビ時代
きらきらひかるシリーズ(1998年 - 2000年)
ナニワ金融道シリーズ(1996年、1998年 - 2000年、2005年・全6回のスペシャル)
ギフト(1997年)
タブロイド(1998年)
アフリカの夜(1999年)
危険な関係(1999年)
太陽は沈まない(2000年)
カバチタレ!(2001年)
忠臣蔵1/47(2001年)
ロング・ラブレター~漂流教室~(2002年)
ランチの女王(2002年)
ビギナー(2003年)
不機嫌なジーン(2005年)
ヒント設立後
エジソンの母(2008年、TBS・原案)
大森 美香(おおもり みか、1972年3月6日 - )は、日本の脚本家、演出家、映画監督。
福岡県築上郡築城町(現・築上町)出身。
略歴
神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒業。青山学院女子短期大学芸術学科卒。 短大卒業後、名古屋テレビ放送に入社。東京支社に勤務し、24歳で退社後、フジテレビの契約ADとなる。『美少女H』(1998年)・第12話「十七歳の記録」で脚本家、演出家デビュー。この後APとなり、山口雅俊プロデューサーのもとでフジテレビのドラマ制作に深く携わりキャリアを積む。2000年からフリーランス。以後、『カバチタレ!』のヒットを足掛かりにコンスタントに佳作を著し、若くして月9、朝ドラの脚本を手がける人気脚本家となる。その一方で、映画監督としての活動にも力を入れている。
作風
多くは気の強い女性を中心に据え、働く女性が共感しやすいストーリーやテンポのいい台詞で固定ファンがついている。また、脚本を担当したドラマによく山下智久、妻夫木聡、水川あさみ、村川絵梨、黄川田将也、渡辺いっけい、もたいまさこ、小林聡美、大杉漣を起用している。
『カバチタレ!』『きみはペット』『ロング・ラブレター~漂流教室~』『ニコニコ日記』『里見八犬伝』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』『Good Job〜グッジョブ』など、原作や原案となる作品が存在するドラマの脚本でも大森本来のテイストを損なわず良くも悪くも内容が原型を留めない場合もある。
脚本
テレビドラマ
美少女H(1998年、フジテレビ)※12話担当
恋愛結婚の法則(1999年、フジテレビ)※7話のみ担当
二千年の恋(2000年、フジテレビ)※6話を藤本有紀と共著
ただいま満室(2000年、テレビ朝日)※1、2、4、6、8、10話を担当
カバチタレ!(2001年、フジテレビ)
ロング・ラブレター~漂流教室~(2002年、フジテレビ)
ランチの女王(2002年、フジテレビ)※4話 - 12話が、単独の脚本クレジット
お見合い放浪記(2002年、NHK)
きみはペット(2003年、TBS)※9話のみ演出を兼任
ニコニコ日記(2003年、NHK)
ラストプレゼント(2003年、NHK)
不機嫌なジーン(2005年、フジテレビ)
風のハルカ(2005年 - 2006年、NHK)
里見八犬伝(2006年、TBS)
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(2006年、日本テレビ)
Good Job〜グッジョブ(2007年、NHK)
エジソンの母(2008年、TBS)
映画
CROSS(2001年、兼・監督)
恋文日和 〜あたしをしらないキミへ(2004年、兼・監督)
2番目の彼女(2004年、兼・監督)
インストール(2004年)
デトロイト・メタル・シティ(2008年)
受賞
2005年 - 『不機嫌なジーン』で第23回向田邦子賞を史上最年少で受賞。









