旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

握りまでたどりつかない鮨処で「〆張鶴 純」

2021-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに握りまでたどりつかない鮨処。正月料理にも飽きたから美味い刺身がいい。
こんな時期だから、ここは早めに訪ねてサクッと吞みたい。

お任せの造りは、中とろ、真鯛、寒ぶり、赤貝、〆さばが盛られた。
酒は品書きを見て、赴任したことのある新潟と栃木の酒を択んでみた。
先ずは "〆張鶴 純"、まろやかな味わいで後味スッキリの純米吟醸酒、白身に合う。

"蒸しだこ柚子風味" は絶品のアテ、"厳選辛口 吉乃川" は人肌燗につけてもらう。
子がたっぷりはいって脂がのった "ししゃも" が美味しい。燗酒にぴったりだ。

ふんわり柔らかな "ふぐ天ぷら" はレモンを絞って藻塩でいただく。
合わせるのは "生酛仕込 惣誉"、山田錦を醸したコクのある特別純米酒だ。
燗酒は二合徳利でいっちゃったから、ちょっと過ぎたかな。
ちょうど巻物の包みができたからこれで〆にしよう。小指にひっかけて帰りますか。 

Woman / John Lennon 1981.01
     



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