旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

酒と肴と男と女 那須家宗庵@中浦和

2024-05-29 | 日記・エッセイ・コラム

初鰹の季節ですね。今日のおすすめ “初カツオのたたき” を見つけて、声を上げたのは同時だったね。
あいにく土佐の酒はラインナップになかったから、先ずは奈良の “春鹿” を択ぶ。
今宵、ふたりして西へ旅してみようという趣向でね。ラベルに遊ぶ鹿を見て「修学旅行見たいね」と微笑む。

調子に乗って二杯目も奈良の酒、“百楽門” は備前雄町で醸した甘口の生酒、白身魚に合いそうだね。
これは絶品、“長ネギの天ぷら” を抓みながらに杯を重ねる。
ところで “新ホタルのごま和え” に “生カスベの唐揚げ” と、アテは勝手に日本海側を北上していく。

修学旅行はバスを連ねて大阪に入る。この “秋鹿” は山田錦の山廃純米生原酒、濃醇辛口な男酒が旨い。

この店の蕎麦は、のど越し良い “二八そば” と、甘みが強い “あらびきそば” の2種類を手打ちする。
前者はくるみ汁で、後者は本枯れ節のつゆで味わう。

〆の蕎麦前には、穏やかな香りと軽快な口当たりの純米酒 “琵琶のさざ浪” が美味しい。
「あらっ京都には寄らないのね」と彼女がつぶやく。
いやいや、京都に寄らずに帰路の新幹線に乗ってしまったようだ。すでに車窓を琵琶湖が流れていくのだ。

悲しみがとまらない / 稲垣潤一 & 小柳ゆき



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2 コメント

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Unknown (ひろし曽爺1840)
2024-05-31 08:54:48
👴:今日は~!
💻今月中は大変お世話に成りました。
6月も引き続きお付き合いくださいますようよろしくお願いいたします🙇‍♂️
これからますます暑くなりますからどうかご自愛くださいまして善き6月をお迎えください🙇‍♂️
🔶お互いに今日も元気で頑張りましょ~👋・👋!
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ひろし曽爺さま (呑み人)
2024-06-13 22:01:52
いつも有難うございます。
暫く仕事を忙しくしていましたが、
今月は記事を書いたり、皆さんの投稿も楽しめそうです。
返信する

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