旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

人生のそばから 善光寺「そば処 元屋」

2019-02-02 | 旅のアクセント

 日本海に面した地方都市に向かう途中、ふるさとの駅にふらり途中下車。
かがやきタイプに乗車するのは初めて。大宮からノンストップで57分、速いね。

 

既に初詣ではないけれど、善光寺には詣でておかなくては。
山門に登る。高さ約18メートルの入母屋造りの大楼門は寛延三年(1750年)に建立された。
楼上から真直ぐに延びる参道と市街地が見渡せる。石川五右衛門なら何と表現したろうか。

「牛に引かれて善光寺参り」と云われる通り、信心のない人でも善光寺をめざした。
善光寺は宗派を問わず、一度訪れれば誰でも極楽浄土に行くことを適えてくれる寺なのだ。 

 

一光三尊阿弥陀如来に参ったら門前で信州の酒と蕎麦。罰当たりだが寧ろこちらがメイン。
開店と同時に席が埋まった「そば処 元屋」、"西之門 純米吟醸" でそばが茹るのを待つ。
お約束の "ざるそば" は、香り高い蕎麦と海苔を楽しんでズズッといただく。
ふるさとの蕎麦処で旨い一杯と一枚で満悦の真冬の昼前のひとときなのだ。 


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天までとどけ / さだまさし 1979



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