「4・27板門店宣言」の2周年になる27日に「東海北部線推進記念式」を江原道高城郡(コソングン)猪津(チェジン)駅で開くと発表した。

2020-04-21 08:02:57 | 国民の暮らし向上最優先!

韓国政府、南北鉄道事業を再推進…

“江陵~猪津”区間の連結へ

登録:2020-04-20 21:07 修正:2020-04-21 07:29
 
東海線南側の断絶区間から推進 
23日、江陵~猪津区間の南北交流事業承認へ
 
 
2018年12月、東海線鉄道南北共同調査団が豆満江の鉄橋の上で一緒に記念撮影をしている=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 韓国政府が南北鉄道連結協力事業を再推進する。東海(トンヘ)線鉄道の南側断絶区間の連結事業を先に推進し、南北の鉄道連結と「東アジア鉄道共同体」構想を現実化する呼び水にする布石だ。朝米間の軋轢と南北関係の長期膠着で停滞していた「朝鮮半島平和プロセス」を再稼働させる礎石となる事業だ。

 
 
           南北鉄道網連結計画//ハンギョレ新聞社

 統一部と国土交通部は20日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が合意した「4・27板門店宣言」の2周年になる27日に「東海北部線推進記念式」を江原道高城郡(コソングン)猪津(チェジン)駅で開くと発表した。東海北部線は、江原道江陵(カンヌン)~猪津区間(104.6キロメートル)で、朝鮮半島終端の東海(トンヘ)線鉄道区間の中で事実上唯一の断絶区間だ。東海中部線の浦項(ポハン)~三陟(サムチョク)未連結区間(166.3キロメートル)は、2022年の完工を目標に工事が進行中だ。

 政府は「東海北部線推進記念式」に先立って、23日にキム・ヨンチョル統一部長官の主宰で南北交流協力推進協議会を開き、「東海北部線、江陵~猪津鉄道建設事業」を南北交流協力事業として承認する予定だ。そうなれば実際の着工に必要な予備妥当性調査を免除される道が開かれる。

 江陵~猪津断絶区間の連結事業は、南北鉄道連結事業と「東アジア鉄道共同体」構想を現実化するための必須前提だが、経済性不備を理由に「予備妥当性調査」という障壁を越えられずにいた。政府の今回の決定は、南北鉄道連結事業を通した「朝鮮半島新経済構想」と「東アジア鉄道共同体構想」を現実化するという強力な実行意志の表現なので、北朝鮮はもちろん中国・ロシアなど関連国の反応が注目される。

 
 
北側の板門駅で開かれる南北鉄道・道路の連結および現代化事業の着工式参席者たちを乗せた列車が、都羅山駅CIQを通過し板門駅に向かっている=共同取材団//ハンギョレ新聞社
イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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チョン本部長は「過去3カ月間、仁川(インチョン)国際空港で特別入国と検疫を担当する7万人以上の常駐職員のうち、感染者が出ていないのは幸いだ」と述べた。

2020-04-21 07:30:39 | 韓国を知ろう

韓国防疫当局「新型コロナ、冬に第2派の可能性も」

登録:2020-04-21 06:36 修正:2020-04-21 07:12
 
「無症状者多数で感染力高く、数年続く可能性もある」 
新規感染者13人…海外からの流入計1006人
 
今月20日午後、光州市光山区の湖南大学で陸軍第31歩兵師団の将兵たちが新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、消毒を行っている//ハンギョレ新聞社

 防疫当局は今後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が緩和と強化を繰り返し、来冬に再び“大流行”する可能性があると警告した。

 チョン・ウンギョン中央防疫対策本部(防対本)本部長は20日の定例ブリーフィングで、「冬になればウイルスが繁殖しやすい環境になり、大流行につながる可能性がある」とし、「専門家らは、COVID-19に感染しても軽症や無症状が多く、感染力が高いため、すぐには収束しないと見ている」と述べた。チョン本部長はCOVID-19が土着化する可能性については「免疫の形成や流行の進行過程を見なければならないが、1年あるいは数年間流行が続く可能性もある」と付け加えた。

 韓国国内でCOVID-19の感染拡大の勢いが弱まっても、海外で感染が続けば、事態はさらに長期化しかねない。防対本の資料によると、同日0時現在の新規感染者は13人で、累積感染者数は1万674人に上る。このうち、海外から流入した累積感染者は1006人で、1千人を超えた。全体の9.4%水準だが、これは3月末~4月初めに急増した海外国外流入の確診者数を検疫の強化と入国制限措置で減らした結果と見られている。

 これに先立ち、1月20日に中国から入国した初の海外感染者が発生してから、3月には欧州で、4月には米国から来た感染者が急増した。3月22日から4月4日の間に発生した海外から入国した感染者は、全体海外流入感染者の61.7%を占める。防対本は、海外からの流入が確認された1006人のうち61人が韓国国内で157人を感染させたものと分析した。チョン本部長は「過去3カ月間、仁川(インチョン)国際空港で特別入国と検疫を担当する7万人以上の常駐職員のうち、感染者が出ていないのは幸いだ」と述べた。

 新規感染者が減り、完治者が増えたことを受け、韓国政府はCOVID-19感染拡大防止のため設置した生活治療センター18カ所(大邱・慶尚北道16カ所、海外からの入国患者センター2カ所)のうち、大邱(テグ)・慶尚北道の11カ所の運営を終了した。さらに、残りの5施設も今月末まで、段階的に運営を終了する予定だ。これまで生活治療センターの入所者のうち2948人が完治して隔離解除され、155人は病院に運ばれた。

チェ・ハヤン記者(お問い合わせ (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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