共に民主党「検察の捜査権-起訴権を分離」党議決定…
4月国会で処理=韓国
登録:2022-04-12 21:39 修正:2022-04-13 08:24
12日午後、韓国の国会で共に民主党の政策議員総会が開かれている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社
共に民主党が12日、政策議員総会を開き、検察の捜査権と起訴権を分離する内容の「検察改革」法案を党議決定し、4月の国会で処理することにした。
民主党のオ・ヨンファン院内報道担当はこの日、議員総会終了後のブリーフィングで「検察の捜査権と起訴権は完全に分離する。関連する法律は4月中に処理する」として「それとともに、警察に対する牽制、監視、統制機能を強化するため多様な方法を同時に推進する」と明らかにした。
民主党のユン・ホジュン共同非常対策委員長はこの日、議員総会の冒頭発言で「1953年以来、検察が捜査権を持つことになり捜査権と起訴権をすべて独占し、事実上牽制なき権力を享有してきた」として「その権力を改革すべき時ではないかと考える」と明らかにした。パク・ホングン院内代表も「検察の集団行動は越えてはならない一線を越えた。検察のこうした行動に国民と多くの議員が怒っている」として「大韓民国検察の捜査権調整と検察改革を通じて、権力機関間の牽制と均衡を成し遂げることは私たちの責務」と強調した。
この日の議員総会では、4月の国会という「スピード処理」に対する憂慮の声も公開的に聞かれたが、結局文在寅(ムン・ジェイン)政権の間に強行処理するとの結論が出た。前日、民主党の非常対策委員であるイ・ソヨン議員は、「捜査権完全剥奪」に対する代案提示を公に要求し、この日の議員総会ではパク・チヒョン共同非常対策委員長が「検察改革は明確にすべきだが、方法と時期は十分にさらに議論しなければならない」と懸念を示した。
ソン・チェ・ギョンファ記者、チョ・ユニョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )