その後調べて行く内に、韓国で映画が上映される訳ではないこと、新しく食堂がオープンする訳ではないことなどが分かりました。では一体何の宣伝だったのでしょうか?
それは日本の会社が韓国の企業と組んで「レトルトカレー」を売り出すためのキャンペーンだったのです。韓国ではあまり馴染がないカレーを売るために、手の込んだことを仕掛けたようです。映画館では予告編を、ネットでは人生ドラマを流して何だろうと思わせて印象付け、街には中で試食ができる大型宣伝バスも走らせたようです。相当の宣伝費を使っているようですが、このキャンペーンは成功したのでしょうか。
ところで3部作のミニドラマはhttp://kobekitchen.com上にまだ残っているようです。韓国に住む日本人の「騙された!」というブログとか予告編映像は、ヤフーの「神戸食堂」から入るとまだ一部残っています。
因みに、あるブログでは福岡で撮影されたと書いてありましたが、どこが使われたのでしょうか。同じくブログ上で「広告大賞ものだ」と褒めていた人もいました。私もこのようなユニークな企画を考えた担当者に拍手!