ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

ボーイング787の緊急着陸で思ったこと

2013-01-22 00:33:06 | 街を徘徊して


高松空港に緊急着陸した最新鋭機のボーイング787(ドリームライナー)が、脱出シュートの足を広げている無残な姿は見たくありませんでした。
バッテリーの焼損が煙の原因で、そのバッテリーはアメリカ製かと思っていましたら日本製でした。それも老舗バッテリー専業メーカーのものでした。
こうなった原因はまだ分かりませんが過充電が原因ではないかと云われています。
もし過充電であったとしても、トラブル内容としてはイロハのイ、基本中の基本の部類なのでバッテリー側でなぜ防げなかったのか不思議です(バッテリーとそれを制御する回路とは別々のメーカー?)。
それとフェイルセーフ(失敗しても安全の方に動く)の考え方が徹底していますので、煙が出るようになるまで放置状態に出来たこと自体が信じられません。
また航空機の部品は検査管理が非常に厳しく、製造工程からチェックされていますのでバッテリーの製造ミスということは考えられないのではないかと思います。
ところで787にリチウムイオンバッテリーを採用するに至るまでには、航空機史上初めてのことなので考えられる信頼性試験は数多くされた筈であり、安いものを求めて入札で製品を決めたような事ではありませんから納得いかないものがあります。システムエラーのような気がします。
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