ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

株価大幅全面安といつもの定番風景

2014-11-21 07:36:04 | 街を徘徊して


先日、GDP(国内総生産)が2期連続してマイナスになったことを嫌悪して(ということで)株価の大幅全面安になりました。
ニュースではアベノミクスの失敗だとか、地方の不景気を持ち出して不安を抱かせる内容のものばかりでした。このまま不景気の底に沈んでしまうような。
ところが翌日には株価(日経平均株価)は元に戻りましたが、もうニュースでは昨日のような不景気の話しは全くありません。現金なものです。
ところで株価が暴落するとテレビのニュース的には、先ず東京証券取引所の天井でグルグル回っている株価表示盤を見せて、次に証券会社の株価表示パネルを深刻な表情で見ている(ように見える)年配者を写すというのが定番で、毎回々々画面は決まっています。
インタビューがあったとしても「下がって困っています」という話だけで、「下がったから買い時です。このチャンスに仕込みました。」という話など1回も見たことがありません。
下がった=困っている、とならなければなりませんので。
それならそれで「参ったよ。300万が1日でパーだよ」とかあれば大受けするのですが。暴落ニュースに箔が付きます。