3月14日に東京と金沢を結ぶ北陸新幹線が開業しましたが、これに先立ち去る2月14日に全国一斉に乗車券の発売が行われました。
1番列車の乗車券はプラチナチケットと言われていて鉄道マニアが殺到します。
実際、1番列車の乗車券934席分は発売後25秒程度で売り切れたそうです。
ところでこの時のニュースで久しぶりに鉄道用語を聞きました。
それは「MARS(マルス)」と「10時打ち」。
マルスとはJRの予約システムで、全JRの予約はここを通して行われます。
これにつながる端末は全国に9500台(JRだけでなくJTBなどの旅行会社にもあります)。
この受付能力は250件/秒で、受け付けると6秒で処理できるようになっているそうです。
インターネットでも乗車券の予約はできますが、プロバイダ経由となるために渋滞が起こり、このような時はうまく接続できません。
その点、マルス端末は直結されていますので、マニアはインターネットを使わず駅の端末の方を選びます。
駅としては10時前に必要データを入力しておき、10時丁度に送信を開始します。
これが「10時打ち」。
今まで渋滞トラブルは発生したことはないそうで、データ処理能力としては世界に誇れるシステムではないかと思います。
ところで(前回記事の)R議員にもう一度言ってほしい、「1番列車にする理由は何があるんでしょうか。ただ乗るだけだから2番列車でも同じではないでしょうか」。(鉄ちゃんから非難が殺到します)