(博多山笠のこの光景、もう見ることができない) 今から88年前に建てられた筥崎宮の大鳥居が、
老朽化が進んでいるということで解体されることになりました。
国道3号線に接する参道入り口に立っていて筥崎宮の象徴でした。
見慣れていただけに寂しい感じがします。
造り直すと5億円かかるということで再建予定はないそうです。
この鳥居は当時、(福岡県筑豊地方の)田川市長だった人が寄贈したもので、
筥崎宮正面の一の鳥居の形を模したものだそうです。
昔は鳥居の寄贈が富裕層のステータスとなっていたそうで、
この人は他にも有名神社に多数寄贈しています(全部で11神社だそう)。
相当のお金持ちだったのでしょう。
ところで現実問題として、解体費用も高額なものになると思いますが、
これは筥崎宮が負担しなければならないんでしょうね。
解体しないまま、けが人が出たら筥崎宮が管理責任を取らされるのかな?
そんなこと考えたら、家電のリサイクル料金先払いみたいに、
鳥居寄贈時に解体費用まで基金として寄付してもらい、
傷害保険付きでないと受け付けないないとかになったりして。
冗談です。こういうこと言うと罰があたりますね。