マンデーナイトで劇的勝利

川の果て様が大好きなベアーズですが、昨今ディフェンスが崩壊し見る影もなくなったゲームを今シーズンも演じてきていました。昨年のオフにドラフト指名権利を３つも放棄した上で獲得したカトラーが全くの駄目ＱＢに成下がったのも一員かもしれませんが、それでも強固なディフェンスで鳴らした影も無く、今年最後のホームゲームをマンデーナイトで迎えました。
当然、対戦相手のファーブ率いるバイキングスの方が、勝てばホームアドバンテージだけでなくセインツにプレッシャーを掛ける事が出来る大切なゲームで、モチベーションが高いはずでしたし、たとえ先週ショボイ試合を演じていても、ベアーズのランディフェンスならば楽勝でピーターソンが切り裂くだろうと予想されていたのです。
ところが・・・です。
なんとバイキングスは先週の不調をそのまま引きずったまま２Ｑを終了（特にトライフォーポイントをブロックされるオマケ付）。ファーブが不調というよりも全てが悪いという感じでした。
反対にベアーズは一昔を彷彿させるような鉄壁のディフェンスを披露したのです。
そして不調だったカトラーも何とかかんとか不調ながらもパスを通して得点を重ね、地元のファンも大喜びのホーム最終戦を演じていきました。
ところが、３Ｑになるとカトラーが見事に失速（最初から失速しそうな雰囲気がありましたが・・・とにかく視野が狭くて空いている選手の選択が出来ない上、パスの精度が非常に悪い）。反対にファーブが生き返り、トライ合戦に・・・最後のドライブで見事にタッチダウンを奪って同点に・・・最後のドライブとその前のドライブは鳥肌ものでしたね。
反対に、逃げるベアーズもスペシャルチームが見事な働きを見せてバイキングスに追いつかれたものの互角の展開を演じました。
そして、オーバータイムもドラマが・・なんと５回も攻撃権が変わる展開で、ベアーズはキッカーゴールドのミス、バイキングスはピーターソンのミスなどの見所があって、最後は駄目駄目カトラーが起死回生のロングパスを一発で決めて、興奮、興奮、大興奮の試合のエンドロール・・・
いや～面白かったですね～・・そしてバイキングスはホームアドバンテージを失う危険なゾーンに入りました。それに、ここ最近完全に調子を落としています。プレイオフまでに立ち直るか心配ですね。