2012年度の所得税の確定申告の受付が、18日から全国一斉に始まった。私は確定申告書作成コーナーで昨年度のデータを利用して作成し、すでに2月の始めに提出した。
6年前からこの作成コーナーを利用しているが、「e-Tax」を利用するほど複雑でもないので「書面での提出」にしている。昨年度のデータを利用すれば、住所・氏名・生年月日・銀行名や口座番号などの個人データや、雑所得の種類・支払者の名称・住所など、毎年同じ事項は打ち込む手間が省けるので助かる。
年金生活者は公的年金などの収入が400万円以下、それ以外の所得が20万円以下の人の場合、11年分から申告が不要になっているが、私の場合、個人年金から所得税が源泉徴収されているので、面倒でも毎年還付申告をしている。
最近の個人年金は必要経費を差し引くと源泉徴収されるほどの利回りのいい商品はないが、私の個人年金は、バブル景気が始まる5年前の1980年11月1日契約、20年払込みの終身個人年保険で、2001年11月1日より私の息のある限り支払われるという優れものである。年金月額5万円(年額60万円)のコースで、掛け金は年払いで22万円ちょっと。この年の公定歩合は7.25%~9.0%だったので、この利回りのままだと20年先には月額約8万円(年額約96万円)が受け取れるというおいしい話だった。が、1991年の「バブル崩壊」により、年額支払額は68万円ほどになったが、それでも年に22万円ちょっとの掛け金で年額68万円がもらえるというのは、今の時代ではまったく有り得ない夢物語である。
この個人年金の源泉徴収税額は46,214円。申告することによって毎年ほぼ全額還付されるとあっては、面倒だなんて言ってはいられない。私の場合、申告書作成は20分もあれば十分。申告書は2部印刷し、住所・氏名を書いて切手を貼った返信用封筒とともに管轄内の税務署へ送付する。2月初めだとまだ混雑しない時期だから、1週間後には申告書収受印を押印した申告書の控えが返送される。還付金も1ヶ月以内には銀行口座へ入金されるだろうから、これで万事終了である。
今年から変更された点は、2012年1月1日以降に契約した生命保険料の控除の仕組みである。これまでの一般生命保険料控除、個人年金保険料控除に加え、介護医療保険控除が新設され、控除額はそれぞれ4万円までで、最大12万円となる。介護医療保険控除が増えて3つになるのはいいが、これまで生命保険と個人年金保険の年間支払保険料の控除額は最大一律5万円だったのが一律4万円となる。
これだと、新規契約の一般生命保険1つだけの場合、控除額は最大4万円だとこれまでより1万円減額となる。一般生命保険や個人年金保険、介護医療保険の全てに新規契約した場合は得になるが、今の時代、よほど余裕のある人でなくては3つも保険に加入する人は少ないだろう。
私の場合、生命保険は70歳で満期なり、一昨年、雑所得で申告した。残るのは25年前に加入した終身がん保険だけで、年間支払保険料は39,300円。これの控除額は【支払保険料等×1/2+12,500円】で32,150円。これが新規契約ならば【支払保険料等×1/2+10,000円】で29,650円、2,500円の減額となる。年間支払保険料額と控除の計算式は変わったとはいえ、これは金持ち優遇の税改正としか思えないのだが、私の勘違いだろうか。
今年の還付金46,214円は、桜の咲くころに1泊旅行でもしようかなと計画中である。
確かに便利ですけど、電子画面は私のようなボロボロ頭を待ってくれません。
これでよかったのかなーと半信半疑で出したのは良かったけど、コピーを取り忘れ確認できなくなりました。
一度受理されると、もう確認画面が出なくなってしまうのですね。
e-Taxは最初の手続きが面倒なようだったので止めました。
添付書類も少ないし、「書面で提出」だと、途中で保存しておいて、また読み込んで何度でも修正できるので便利です。
e-Taxは一度送信すると訂正はできないのでしょうか? それだと困りますね。
毎日、朝から寒いですねー。
確定申告の時期になりました。
簡単な手続きがいいと思いますね。
2月最終週もよろしくお願いします。
日曜日は日生の「かき祭り」で、たくさんの人出だったようです。みなさん楽しんでくれたでしょうか。
サラリーマンは会社で年末調整があるからやらなくてもいいですよね。この時期には年末調整でいくら返ってくるか楽しみにしている人も多いのではありませんか?
3月も目の前です。早く暖かくなってほしいですね。