熱いお茶やコーヒーがいいって！・・・

　土曜日から３日連続の雨と強風でウオーキングはお休み。今朝来てみたら、もう山桜がすっかり散ってそろそろ葉が見え始めている。代わりに可愛らしい白い花があちこちに咲いているが、「こでまり」かしら？ 

　たんぽぽの綿毛が今にも飛びそうです。
　どうしてこんな山の中に貝殻があるのか、不思議だね。　

　地元の整体院が情報発信する『健康通信』に、「⦿咳、くしゃみを抑える　⦿鼻水を減らす　⦿粘膜からの粘液　⦿解熱　⦿アレルギー反応を抑えるーーなどの風邪症状を抑える薬を使うと風邪ウイルスが増加する」と書かれていた。こりゃ大変！　どの症状も私の症状に当てはまる。今年は鼻水・鼻づまり・くしゃみがひどくて、鼻炎薬や風邪薬、アレルギー性鼻炎用の点鼻薬を使っているが、なかなか良くならない。
　私の場合、こんな症状が出だしたのは30代の初めころからで、昔は花粉症だの、アレルギー性鼻炎だなんて言葉は聞いたことがなく、その言葉が一般的に用いられるようになったのはもっと後のことである。
　40代の終わりごろ、ぜん息を発症。病院で検査してもらったらアレルギー性ぜん息で、アレルゲンは「よもぎ」だと言われた。アレルギー体質だというのは確かだろうが、私の鼻炎は寒暖差アレルギーだと思う。
　寒暖差アレルギーは花粉の時期とは関係なく年中いつでも発症し、アレルギー性鼻炎や花粉症、風邪と同じような症状が現れる。真夏でもエアコンが効きすぎて「寒っ！」と感じたらもうダメ。くしゃみ・鼻水・涙の三拍子のオンパレードだ。
　例年なら花粉症の時期は鼻炎よりも、４月中頃から２週間ほど目がかゆくてたまらなくなる。昨年は目のかゆみが起きなくて助かったが、今年はどうだろう？
　風邪症状がいつまでも良くならないとき、「自分を守るためにできること」として次のような注意事項が挙げられていた。
①たくさんの熱い液体を飲む（コーヒー、スープ、お茶、温水）
　口を湿らせ、胃液で口にはいるウイルスを洗い流す。20分ごとに温水を一口飲むと、ウイルスは肺に到達する前に中和される。
②温水で防止剤になるものを使用してうがいをする
　うがい薬は、時に喉に良い菌を殺してしまうことあるから、頻繁にうがい薬は使用しない
③ウイルスは９日間感染し続ける可能性があるため、金属面を注意深く除菌する
④喫煙しないこと 　
　真偽のほどは分からないが、「熱いコーヒーやお茶を飲むといい」というのは他の記事にも書かれている。

　院内感染などでよく聞かれる耐性菌MRSA（メシチリン耐性黄色ブドウ球菌）は、ほとんどの抗生物質が効かないため、感染症を発症してしまうと治療が困難である。このMRSAは黄色ブドウ球菌の一種で常在菌の一つと考えられ、健康な人に保菌されて鼻腔、咽頭、皮膚などから検出されることもあるという。
　米国の医科大学の博士らが発表した研究で、あたたかいお茶やコーヒーを飲んでいた大人は、鼻にMRSAを保菌することが、飲んでいない人よりも少ないことが明らかになったそうだ。
　また、健康な２歳以上の米国人5555人のデータに基づいて、コーヒー、温かいお茶、冷たいお茶、ソフトドリンクの飲用状況と、鼻のMRSA保菌状況の関係について分析調査をしたという。年齢、性別、貧困状態、現在の健康状態、過去１年間の入院の有無、過去１ヵ月間の抗生物質の使用状況などの要因を補正した上で、飲料とMRSAの鼻での保菌率を算出したところ、温かいお茶かコーヒーのいずれかを飲んでいた人は53%、両方とも飲んでいた人は67%も、飲んでいない人よりMRSAの保菌率が低いことがわかったという。
　MRSA感染症リスクを低減させる方法の一つとして、コーヒーと温かいお茶を飲むことが安全でかつ安価、そして簡単な方法として考えられるとしている。
　今はみんな、藁にもすがりたいような思いだろう。「熱いコーヒーやお茶を飲む」ことで、風邪ウイルスやMRSA感染症リスクを低減できるなら、コロナウイルスにも効果があるかもしれない。こんな簡単なことならやってみる価値はあると思うけど…。