先週の月曜日、「ボケ老人の徘徊」のため外廊下にでたら、曇り空だが風が心地よい。祝日だから道路には車も人影もない。久しぶりに外へ出て、以前の散歩コースを歩いてみた。
山への坂道を少し上ったら、上り坂はいいが、下り坂は前につんのめりそうになって怖い。転んだら大変、「行きはよいよい 帰りは恐い」だ。すぐに引き返して、海のそばの有料老人ホームの庭へ。ここの庭には毎年、桜やつつじ、ノイバラなど、季節おりおりの花が咲き、それを見ながら庭を一周するのが常だった。ノイバラの時期はもうとっくに過ぎて、今はススキが風にゆれていた。
主が亡くなり、無人となった家の庭は荒れ放題。だがいくつかの花木は、まるでめぐりくる季節と約束したかのように花や実をつけている。はじけた大きなイチジクの実、食べてくれる人がいなくて可哀そう!
道端にヨウシュヤマゴボウがたくさん生えている。根っこの部分と種には強い毒性があるとか。下に落ちてもいないのに黒い実がなくなって茎だけになっている。鹿が食べたのだろうが、大丈夫なのかしら?
道端に咲いた白い彼岸花、ここに咲いたの見るのは初めて。彼岸花は種子をもたず、球根の分球で増やすそうだが、だれが植えたのかしら? なんとも不思議だ。
マンションのはす向かいの家には、毎年、フウセンカズラがたくさん咲く。壁に這わせたり、側溝のあたりにもいっぱい咲いている。これも毒草だって。美しいものには毒があるってホントらしいネ!
私の花粉症はヨモギ花粉が原因で、いつも鼻水・くしゃみ・目のかゆみなどに悩まされていた。だが不思議と5年ほど前から春の花粉症が起きなくなったかわりに、秋に花粉症の症状がでるようになった。
今、あちこちにブタクサの花がたくさん咲いている。ブタクサ花粉も気管支や肺まで入り込みやすいから咳が出やすいという。ぜん息持ちの私は秋のヨモギ花粉もブタクサ花粉も要注意だ。見た目はきれいな花なのにネ。
もう花は終わり、また春の花は咲くだろうか? 今朝の読者投稿川柳に「いつまでもあると思うな春と秋」とあった。座布団3枚!
久しぶりの草木写真いいですね。
ススキの穂が秋を連れて来てくれました
昨日とは打って変わって大阪でも気温が下がり
やっと秋を実感していますがススキなど秋草は
公園でもみつかりませんよ。
「いつまでもあると思うな...」
現実は厳しいですね。
日中はまだ夏日、朝晩ははや深秋か、昨晩は寒くて寒くて…。今朝一番に電気ストーブを出して、扇風機と電気ストーブが並んで準備万端です。
10月も残り少なくなりました。のんきに歩ける外廊下に慣れてしまったみたいで、久しぶりに外を歩くと気づかれします。でも寒い冬は冬ごもりするので、暖かい日にはまた歩きたいです。デジカメを持ってネ。