6日のネット記事より。【かつて、眉をひそめるのは老人が若者に対して、と相場は決まっていたが、最近の我が国では若者が老人に眉をひそめるケースが増えている。公共の場が、「老人vs若者」で一触即発になったケースもある。10代の女子大生はこんな体験をした。
「大きなお腹の妊婦さんが優先席に座っていたのですが、そこにあとから乗ってきたおばあさんが『臨月近いんでしょ、座ってたらお産が重くなるよ』と声をかけたんです。妊婦さんは『立ってると辛いんで……』と応えたのですが、『そんなんじゃ元気な子を産めないわよ!』と妊婦さんを一喝。結局自分が座ってしまいました」
この女子大生は自分が座っていた席を妊婦に譲り、高齢女性に対して「自分が座りたかっただけじゃないんですか」と噛みついた。すると隣の関係ない高齢男性から「お年寄りにその言い方はなんだ!」と横槍が入り、別のサラリーマン風男性が「いや、この子がいっていることは間違ってない」と返して車内が緊迫した雰囲気になったという。】
この10代の女子大生は勇気がありますね。普通だったら、妊婦に席を譲ってそれでおしまい、というところでしょうが、「自分が座りたかっただけじゃないんですか」と高齢女性に噛みついた。その行為を非難する人、擁護する人、それは個々の考えもあるでしょうが、女子大生の正義感の強さがそう言わせたのだろうと、私は理解できます。こういう場合、思っていてもなかなか言えないだけに、小気味よさを覚えます。妊婦を立たせたあとに自分が座る、こんな厚かましくてみっともない年寄りにはなりたくありませんね。
もしもの話ですが、電車に乗っていて、自分の前に高齢者と妊婦が立っていたとしたら、あなたならどちらに席を譲りますか? 私は中期高齢者ですが、当然のごとく妊婦の方が大事、喜んで席を譲りますね。だって、そうでしょう? 残り少ない人生の老いぼれと、これから生れてくる命とどっちが大事か、誰が考えても分かりますよね。
今や少子高齢時代を迎え、平均寿命は延び、人生80年が当たり前の時代となっています。これ以上、生産性のない年寄りがはびこるのは「老害」の発生となります。私自身、社会への貢献度はゼロに等しく、いずれは老害となるかもしれないと思うと長生きしたくありません。
一方、子どもは、社会の希望であり、未来をつくる存在です。ならば、その命を宿す妊婦は何を差し置いても最優先されるべきだと思います。少子化対策は国の重要な施策ですが、産みやすい環境、育てやすい環境づくりは国民みんなの協力なくしてはできません。子どもは国の宝、社会の希望です。妊婦を大事に考えるのは当然のことだと思います。
余談ですが、私の尊敬する先輩のIさんは11月に101歳になられました。Iさんは県北のケアハウスで暮らしていますが、ヘルパーさんのお世話になるのは入浴と部屋の掃除くらいで、洗濯や針仕事など自分でできることはすべて自分でされます。Iさんは「凛とした」という言葉がふさわしい方で、常々、「こんなに長生きして社会に迷惑をかけて申し訳ない」というのが口癖でした。そんな方ですから、100歳になったとき、慣習となっている新聞への掲載と市長の表敬訪問はお断りという意思を貫かれました。
私も長生きして社会のお荷物にならないように、出しゃばらずおとなしく、早々にこの世とおさらばしたい。が、「憎まれっ子世にはばかる」で、もし100歳まで生きたとしても、Iさんのように新聞掲載と市長表敬訪問は絶対にお断りしようと決めています。
なんて言っててもさあどうでしょう。
目の前に白髪で足元覚束ない老人と臨月間近い辛そうな妊婦さん、後はお任せで黙って席を立つくらいしか
出来ない或る意味ずるい中期高齢者のsirousagiですね。
この女子大生には
電車で席をゆずられて怒る高齢者の話をよく聞きます。私も何度か席を譲られて、内心はガックリ。でも、相手の好意を考えて有難く座らせてもらいます。
高齢者と妊婦、外見をみて判断するよりありません。でも優先座席はいくつかあるので大丈夫ではないかと。
こういう厚かましいおばあさんには困りますね。
公共の場ではないが、私の身近なところで、舅と嫁がお互いに遠慮して喋らなかったため最終的に家庭を壊してしまったという事例があります。
言いたいことがあってもなかなか言えないということは悲しいですね。
たとえ一時は険悪な雰囲気を作っても、それで、お互いに理解しあえる中になれば素晴らしいことではないか。
引っ張っているお荷物です。それでもどうする事も
できず、この先いよいよ厄介をかけることでしょう・・。
この高齢者今時めずらしい人ですね。まだこんな
考えでのさばっているなんて・・。はずかしいです。
喋らないのも喋りすぎるのも諍いの元ですね。
「思いやりの心」というのも「小さな親切大きなお世話」になるかもしれません。人との交わりはほんとにむずかしいです。
「断捨離」で人間関係もそろそろ整理してゆかなければ。それには先ず年賀状からだと思っています。
ほんと、高齢者の恥さらしです。そうでなくても肩身の狭い思いしているお年寄りが多いのに…。
立派に社会に後見している高齢者もいますが、何もできないなら、せめてお邪魔虫にならないようにしなければネ。
「人の振り見て我がが振り直せ」ですね。
高齢者の方でも、元気な方はいらっしゃいますし、妊婦さんの方がこれから大変なのだから席を譲ってあげたい。
ネットで広まった老害という言葉、この投稿の高齢女性と高齢男性に当てはまりますね。
まぁ、一部ですが、子連れが優遇されて当然!という顔をしている親を見るといらっとしますが。
総合病院の待合室を見ると、何と高齢者の多いこと。そこは老人の特権がまかり通る唯一の場かもしれません。でも、医療費増大を考えて我慢することも肝心ですね。
昔のお年寄りは我慢強かったものですが、今は「お年寄りを大切に」に乗じて我が物顔で闊歩する老人が多いようです。
若い人たちに養ってもらってることを高齢者は自覚して、若い世代を盛り立ててゆかねばならないと思いますね。