今年の土用の丑の日は7月24日(水)と8月5日(月)だ。昔は近所のスーパーの店先で焼き立てのうなぎの蒲焼きを買っていた。コロナ禍以前は1匹1800円くらいだったが、最近はうなぎを食べなくなったから値段を知らない。というのは何年か前、店内で蒲焼き半切パックを買った。いつもは産地を確認するのにその日は忘れたようだ。昼食時、口に入れて噛んだら皮がゴムみたいに硬くて不味い。産地を見ると国産ではなかった。皮をはいで身だけ食べたが、あれ以来うなぎを食べる気がしなくて、丑の日でも買わなくなった。
ところで日清食品は7月18日正午に、オンラインストアで“うなぎの蒲焼”そっくりの「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」を1,000セット限定で発売したという。
プラントベースうなぎとは「謎肉」などの大豆たんぱく加工で培った技術を駆使して、リアルな食感、リアルな見た目を追求したうなぎ様食品だとか。謎うなぎが1尾とたれと山椒のパックが2つ入ったセットで、価格は1,620円(冷凍食品だから送料別途750円が必要)だとか。購入すれば送料込みで2370円。たれと山椒が2つ入っているから2人前のつもりだろうが、この値段はちょっと高くない?
ちなみに、ネットで宣伝している全国チェーン店「宇奈とと」ではテイクアウト・デリバリーのうな重が960円、うな丼が590円だ。普通のうなぎ店で食べても1800円くらいで食べられる。私なら少々高くても本物のうなぎを食べるけど…ネ。
また日清食品には「日清のカップメシ」シリーズがあるそうだが、そこに「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」をカップメシの具材にした「日清謎うなぎ丼」を加えるとか。私はインスタント食品はラーメンかうどんくらいしか買わないから「カップメシ」なんて知らない。
「謎うなぎ丼」は、熱湯5分の簡単調理でも湯戻りの良い、ふっくらとした食感のごはんに、しょうゆをベースに白身魚の旨みを加えたスープ。風味と旨みがごはんに染み込み、奥深い味わいを楽しめるという。価格は369円(税別)だ。あまり食べたいと思わないなあ。
余談だが、わが日生町周辺の漁場では上質の天然穴子が獲れる。穴子は6月〜8月に旬を迎え、この時期の穴子は脂ののりが抜群で美味しいそうだ。地元の食事処では穴子丸ごと1匹を天ぷらにして食べさせてくれる。また赤穂の回転寿司では小ぶりの穴子1匹丸ごと、酢飯が見えないほどの大きなにぎり寿司が食べられる。またこの時期になると、魚屋の店先や屋台で焼き立ての穴子の蒲焼きが1匹500円で買える。美味しいよ!
私はイオン系列のスーパーで売っている「穴子弁当」が大好きだ! 醤油で味付けした具なしの炊き込みごはんの上に、焼き穴子がびっしり並べられている。コロナ禍以前はそれが500円で買えたが、今では高くなって税込みで700円くらいか。それでも人気商品だからすぐに売り切れる。
県北の親友は「お父さんへのお土産に…」といつも買って帰る。午後には売り切れているからと、私宅へ来る途中に寄って買ってくるが、ついでに私の分も買ってきてくれる。そろそろ彼女たちが来てくれるころだけどなあ。
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