昨夜は11時ごろまで長電話していて、10時前のスポーツニュースを見逃してしまった。14日は雄星の登板の日、3回1対1からどうなったか知りたかったが、今朝の新聞を待つことにした。
今朝早々にスポーツ面を広げ、ドキドキしながら雄星の名前を探す。あった! 「西部・菊池15勝」の見出しに思わず拍手喝采、うれしさにちょっとウルルンときた。
8回4安打1失点(自責0)と快投。昨季までの同僚岸との初の投げ合いを制し、球団左腕では1993年工藤公康以来となる15勝目。11三振を奪い、松坂大輔に並ぶ球団最多タイのシーズン10度目の2ケタ奪三振も決めたという。また、昨年から続く自身の楽天戦連勝を10に伸ばし、チームも引き分けを挟んで同戦10連勝だとか。
雄星が登板する日は落ち着かない。夕方、速報をチラッとみて西武に得点が入っていればいいが、相手が点を入れているとガックリ来る。が、勝負は終わって見なければ分からない。
登板の日の10時前のNHKスポーツニュースは必ず見るが、いつも期待と不安の入り混じった複雑な気持ちになる。雄星の勝利だったら、思わず「やったー!」と手を叩いでいるババ。メジャー挑戦を断念したあの涙の会見から苦節8年、ずっと見守り続けてきただけにうれしさも倍増する。
ネット記事からの受け売りだが、7日のロッテ戦で、自己最速タイで左腕最速記録の158キロをマーク。9回4安打10奪三振の快投で今季4度目の完封勝ち。また、タイトルとは関係ない部分でも優秀な成績が多いという。<防御率>・<先発登板数>・<完投>・<完封>・<QS(先発投手が6回以上を3失点以内に抑えること)>・<勝利>・<投球回数>・<奪三振数>・<被打率>・<WHIP(投手の成績評価項目の1つで、1投球回あたり何人の走者を出したか を表す数値)>の計10部門でもリーグトップの成績を残しているという。よく分からないけど、すごいことなんだろうネ。大器晩成の雄星、今や立派な西武のエースである。
2段モーションによる反則投球判定でどうなるかと心配していたが、新フォームに変更してからの活躍ぶりをみると、もう安心していいようだネ。現在、楽天との差は3.5ゲーム、このまま突っ走って、優勝は無理でも絶対に2位の座は死守してほしいと思う。けど、勝負は時の運、まだまだ油断は禁物だ。
ところで、日本ハムの大谷投手が今オフ、ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグに挑戦すると宣言したというニュース。雄星もメジャーリーグを目指しているようだが、私はこのまま西武でエースの座を守り、野球人生を西武で全うするというのも素晴らしいことだと思うのだが…。でも高校生のころからの夢であるメジャー挑戦を応援したい気持ちもある。
しかし、イチローや松坂、元巨人の松井、元カープの黒田などのように、アメリカに住居を構え、引退後もそのままアメリカで暮らし、まるで日本を捨てたかのような野球人にはなってほしくない。メジャーに行って一流選手になれたとしても、自分の国は日本であることは忘れないで、いずれまた日本の野球界で活躍してほしいなあと思う。
イチロークンは「日本」に誇りを持っているので帰ってくるのでは・・と希望をもっていますが。
メジャー挑戦を試みても、成功する人はごくわずかです。それでも一度は行って見たいのでしょうね。
何にでも挑戦することはいいことだし、若いうちでないとできません。でも、日本人であることを忘れないで、武者修行を終えたら戻ってきてほしいです。
シーズン終了まであと何勝できるか、楽しみです。