6月初めに通販で買ったマキタの「ターボ」。安価のわりにはそれなりの仕事はするし、軽量で持ち運びが楽というのが高齢者にはうれしい。難があっても、まあ値段が値段だから…、と多くを期待しないで使えばいい、そう思っていた。
「ターボ」でリビングや廊下を1日おきに掃除する。土曜日には掃除機をかけた直後にもう一度ウエットシートで拭くのだが、シートが黒く汚れる。また、1週間ほどするとスリッパの裏が黒くなってきて、度々ぞうきんで拭かなければならない。それがどうにも気にいらない。
しかし、どんな掃除機でも、廊下の壁ぎわや角っこなどはブラシが当たらないから、目に見えない砂ぼこりは残るらしい。が、以前使っていた普通の掃除機はウエットシートの汚れも、スリッパの裏の汚れもそれほど気にはならなかった。
「ターボ」に溜まったゴミをみると、綿ボコりや髪の毛、目に見える小さなゴミ、粉のような砂ぼこりもある。が、それでもウエットシートやスリッパの裏が汚れるというのは、細かい砂ぼこりは完全に吸い取っていないということだろう。
そんな折、テレビで今年5月に発売されたダイソンのコードレス掃除機のCMを見た。「ターボ」でもあれだけの仕事をするのだから、ダイソン製品だともっと優れているかも…、と期待を大きくする。
ダイソンサイトで製品仕様を見ると、値段だけの値打ちはありそうだ。新製品「Dyson V7 Fluffy」は運転時間30分、衛生的なゴミ捨て機能(ゴム製のスクレイパーが搭載され、ゴミを溜めるクリアビンを空にするときにシュラウドに付着したゴミをこそぎ落とすので、ゴミやホコリを手で落とす手間が不要)、運転音を50%低減、便利な付属品もついている。ますます欲しくなって、なかば衝動買いで買ってしまった。
量販店から商品が配達されてきた。収納用ブラケットを設置してもらい、充電して使ってみた。「ターボ」は1.3kg、ダイソンは2.4kg、1kg違えば重く感じるのは当たり前か。が、やはり価格の違いは性能の違いだった。掃除機をかけた直後のウエットシートは汚れてないし、1週間たってもスリッパの裏も汚れていない。また、これまでの掃除機の音はテレビの音が聞こえないほど大きかったが、ダイソンのはとても静かである。
ヘッドブラシが柔らかいのでカーペットの掃除には少し物足りなさを感じるが、ミニモーターヘッドを使えば吸込みがより強力で、しっかりゴミを取っているようだ。
ただ難をいえば、写真のようにヘッドが丸くて分厚い。それと手元のモーターやダストボックス部分が邪魔して、ベッドやソファの下の奥まで入らない。いろいろヘッドを変えても手元部分が大きいのでダメ。で、ベッドやソファの下の掃除はこれまで通り「ターボ」を使うことにした。
今のところ何の問題もないが、これから使っていくうちに何らかの問題点は出てくるだろう。が、その頃には改良された新製品が発売されるだろうし、完全さを求めていたらキリがないネ。
次々改良型の新製品、予算お構いなければ続々我が手にと考えますが、切りの無いのが人間の欲。
いたちごっこはこの辺りで終了、立派なダイソンクンにしっかり働いて貰いましょうヨ
ヘェーと驚いていますが、こんなときに限って「紙パック式」の骨董掃除機は健在です。
静かなのは魅力ですね。
すべてが揃ったものがあるわけないと分かってても、ついつい期待感が大。使って見てこんなものか、と気づく愚かさ。何度繰り返したら分かるのでしょうね。
でも一度気になりだしたらもうダメ、こんな性格何とかならないものかと…。
洋服や宝石なんかちっともほしいと思わないけど、掃除機が欲しいなんて変人ですかね。
まあ、スリッパの裏が汚れなくなったことは良かったなあ。
我が家には掃除関連の物が色々あって邪魔なくらいです。掃除してきれいになるのはいいことですが、そのうちダイソンが重くて使えなくなったらどうしましょう?
横着者のくせに掃除機に凝るとは? 我ながらあきれています。