午前5時半ごろのきれいな朝焼け。風はビュービュー音を立て、海は大荒れ。だが風台風で大雨の心配がないのはうれしい。
6時過ぎには日が昇って、変な天気! でも昼前から雨になりそう。新聞を取りに出ようとしても風圧でドアがあかない。体全体で押してやっとのこと、通路の壁に寄りかかりながらエレベーターまで。これで転びでもしたら笑われただろうなあ。
報道によれば、自民党の全議員を対象にした「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」や関連団体との接点を確認する調査は、回答にあいまいな記述が多く確認作業が必要なため、当初予定していた6日公表に間に合わなくなったという。岸田総理は舐められてしまったのか。回答にあいまいな記述をした議員は全員氏名を公表し、国民の前で説明させろっ!
3日、自民党の茂木幹事長は「旧統一教会」を巡り、霊感商法などの被害の救済や防止に向けた検討を進める考えを示した。そして「国民の疑念が高まっていることを重く受け止め、反省しないといけない」と述べた。反省は大いに結構。だが一体、何をどう反省すべきなのか、詳しい説明が聞きたい。
「霊感商法などの被害の救済」とは、まさか税金を使って特別給付金制度でも作ろうというのか? しかし、こうした詐欺まがいの金融商品投資勧誘トラブルは何も旧統一教会だけではない。国民生活センターのサイトにはこれまでのトラブルがテーマ別に挙げられている。
これまで霊感商法に関する問題は消費生活センターが対応してきた。被害の防止策は、消費者庁・国民生活センターから注意喚起等を継続的に実施している。また被害の救済は、霊感商法等により不当な勧誘があった 場合には、契約の取消しが可能な場合があること。消費生活センターにおいて相談の解決に向けた助言を行うとともに、相談者が恐怖を感じる場合には警察、返金を求める場合には法律相談を紹介してきたという。
霊感商法に騙されたというが、何も脅されて無理やりお金を払わされたわけではあるまい。少なくともその時は納得して、自分の意思で決めたのである。また統一教会への入会も、みんながみんな洗脳されたのではなかろう。教会の教義に心服し、多額の献金も自己判断だった。
やがて熱が冷め、統一教会の内実が分かった時にはもう抜け出せなくなっていた。正気に戻れば霊感商法で買わされた壷や印鑑の代金、献金したお金が惜しくなったということではないのか。厳しいことを言うようだが、すべて自己責任のように思える。
5日、政府は旧統一教会に関する被害相談を受ける政府の合同電話相談窓口を開設したが、これまで消費生活センターがやってきたことと同じ、なにも政府が乗り出すほどのことはあるまいに…。ならば近年、社会問題となっている振り込め詐欺などの特殊詐欺で、何も分からないうちに大金を騙し取られて泣き寝入りしている被害者たちはどうでもいいのか?
なぜ旧統一教会にだけこれだけ力を入れるのか、それは言わずともわかる。今、旧統一教会と自民党議員との関係について、国民の反発や批判、疑念が向けられている。それをかわすための策であることは見え見えだ。これで国民のご機嫌を取ろうとは、国民をバカにするなっ!
今、コロナ禍で生活に困っている人たちはたくさんいる。その人たちへの支援、救済が先だろうに、それが分からないような自民党幹事長はもいらない!
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