つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

YouTubeで見つけた裕次郎の歌・・・

2018-10-30 | 懐かしいです

   

 いつもパソコンで遊んでいる時は、YouTubeの音楽をBGMにしている。以前はNHKの「クラシック名曲アルバム」(CD10枚セット)を買ってCDプレーヤーで聴いていた。が、プレーヤーが故障したのでCDは姉に譲った。
 YouTubeにはクラシックやポップミュージック、映画音楽などジャンルは豊富だし、なんといっても無料というのがありがたい。気に入った音楽は「お気に入り」に登録しておけば、いつでも好きな時に好きな音楽を聴くことができる
 先日、YouTubeにはどんなものがあるのだろうと見ていたら、『
石原裕次郎集リニューアル版~永遠の歌声【私の選んだ21曲】』 というのが目に付いた。

 私が高校生のころは娯楽といえば映画しかなかった。そんな映画の全盛期にデビューした石原裕次郎は、瞬く間にトップスターに駆け上がり、全国の若い女性を虜にした。
 ウキペディアによれば、慶應大学在学中から、俳優を目指し東宝と大映、日活のオーディションを受けるも全て不合格。しかし1956年に、映画プロデューサー水の江瀧子と兄・慎太郎の推薦があって、慎太郎の芥川賞受賞作『太陽の季節』の映画化の端役で映画デビュー。その後、慶應義塾大学を中退して日活に入社。『太陽の季節』に続いて製作された、同じく慎太郎原作の映画化作品『狂った果実』では、後に妻となる北原三枝を相手役に主演。その後は歌手・俳優として活躍し、主演映画が連続ヒットし、瞬く間に昭和を代表する日本最高のスターの一人となった。
が、『太陽の季節』も『狂った果実』も、当時は18歳未満は入場禁止というあぶない映画だった。
 その後の裕次郎の映画は大体観ているが、それも2年生までで、3年になると洋画に魅せられて邦画はまったく観なくなった。名作といわれる洋画はほとんど観ているが、今思えば、どこにそんなお金があったのか、不思議でならない。か細いながら親の脛をかじっていたのだろう。楽しかったわが青春時代、それは石原裕次郎とジェームス・ディーンだったように思う。
 テレビが普及して、ときおり裕次郎の歌を聴くことはあったが、あの青春時代のような感覚には戻れなかった。
 それでも「あれっ、裕次郎ってこんなに歌が上手かったかな?」と思いながら、わが青春を懐かしんでいるババである。

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2 コメント

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YouTube万歳! (sirousagigamanoho)
2018-10-30 16:37:12
石原裕次郎の映画は生存中観たことありませんでした。邦画を敬遠していた生意気な高校生?封切られる洋画は事情が許す限りいの一番に駆け付けたのに・
スケールの大きさに圧倒され世界の名優たちの活躍ぶりに感動のひび。懐かしいシーンが甦ります。
そんなsirousagiでも裕ちゃんの歌は何曲も歌えますよ~
メロディーも歌詞も趣き満点、レコードや
CDは持っていませんが手軽に聴けるYoutybeは本当に有難い存在ですね。
私の選んだ21曲」しみじみ味わいました
う~んどれも泣かせるツボを心得た良い曲たしかに「こんなに歌がうまかったかな?
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Unknown (オールドレディー)
2018-10-31 09:32:44
★shirousagi gamanohoさま
ロマンチックな洋画やスターにあこがれた青春時代、月刊の洋画雑誌を貸本屋で借りて読むのが楽しみでした。
音楽もナット・キングコールなどのスローテンポな曲が好きでラジオで聴いていました。あれから60年、なんという違いでしょうか。
裕次郎の歌は大人の恋の歌ですね。ロマンチックな歌詞がいいのか、何となく聞き惚れてしまいます。

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