パリーグCSの第1ステージ第1戦は、楽天が11-4でソフトバンクに圧勝。第2戦も4-1で楽天勝利、2試合とも見事な勝ちっぷりであった。あの最下位球団がよくもここまで成長したものだと感動すら覚えている。
2005年に新規参入した球団は、近鉄とオリックスの選手が「分配ドラフト」で振り分けられたが、一流選手というのはいなかったように思う。さらに、他球団から無償トレードならびに自由契約となった選手など、こう言っては失礼だが、2流どころの寄せ集め軍団という印象があった。知っている名前はといえば、オリックスに指名されながら楽天行きを希望した岩隈投手ぐらいだった。
初代監督は田尾安志氏、大方の予想通り最下位に終り、たった1年で監督を解任された。そして、野村監督が就任。さらに2007年には、前年の夏の甲子園大会で準優勝した駒大苫小牧の田中将大投手が入団したこともあって、少し興味を持つようになった。しかし、私は王さんの現役時代からのファンで、当然のことながらソフトバンクを応援していた。が、王さんが引退してからは、楽天のマー君がお気に入りの選手になり、さらに、スポーツニュースで野村監督の“ぼやき”を聞くのがおもしろくて、“にわか”楽天ファンになったのである。
第1試合を見始めたのは7時のNHKニュースが終ってからで、すでに7-4、楽天が3点リードしているところだった。それから6回に3点、7回に1点と、そうなるともう楽勝だと安心して見ていられた。岩隈投手は4点取られてからも大した乱れはなく、見事な完投勝利であった。彼は故障で不本意なシーズンを過ごしたこともあったが、今では楽天の大黒柱、選手会長の貫禄十分である。
第1試合では、メンバーみんながヒットを打ったが、特に、今年40歳の山崎武司選手の2日連続ホームラン、やってくれるねエ。オリックスから戦力外通知を受け、野村監督に拾われたようなもので、そんな選手がこんないい仕事をやってくれるとは誰が想像しただろう。人間、やる気さえあればできる、あきらめてはダメということである。
また、第2試合のマー君はすばらしかった。見方のエラーがなければ無四球完封だったはず、堂々としたピッチングはすばらしく、彼の成長振りには目を見張るものがある。やはり高校野球できたえただけあって守備もたしかで、入団3年目の若干20歳の若者はもはや楽天にはなくてはならない存在となったようである。
試合が終って、全ナインがスタンドに向かって整列、球団始まって以来の入場者数だという満員のスタンドには席を立って帰る人は誰もいない。野村監督と岩隈選手会長が1年間の応援に対するお礼と、「本気でてっぺんを取る」決意を語った。また、野村監督の今期限りの解任報告に、スタンドのあちこちから惜しむ声が聞こえていた。
それにしても野村監督解任の理由って何だろうか。年齢のこと、高額な報酬、また、「大物監督」が扱いづらくなったなど、色々言われているが、ある意味、楽天の人気は野村監督の存在もプラスされていると言えよう。とかく問題発言の多い人物だが、試合後のあの“ぼやき”は監督流の「リップサービス」であり、楽天のいい宣伝になっていると思う。
やっとAクラス入りしたチームが真価を発揮するのはこれからだと思うのだが、ここで指揮官を代えるというのはどうも解せない。球団創設時の監督・田尾安志氏にしても、シーズン最下位は大方の予想通りで、1年で成果を出せと言うほうが無理である。が、たった1年であっさりと解任。後任の野村監督氏は期待通り、4年で最下位からCSにまでに引き上げた。その自負があればこそ、せめてもう1年、チームをより強力にしたいと思うのがプロの指揮官の思いであろう。が、監督の心情など関係なく、球団の思惑一つであっさり解雇とは、プロの世界は非情だね。
21日から始まる第2ステージ、何でも日本ハムのダルビッシュ投手は腰痛で調整中、CSには登板しないかもというニュース。楽天のこの勢いでゆけば奇跡が起こるかも…。日本シリーズで“てっぺん”をとって、野村監督に有終の美を飾らせたいというナインの願い、叶えさせてあげたいね。頑張れ! マー君。
2005年に新規参入した球団は、近鉄とオリックスの選手が「分配ドラフト」で振り分けられたが、一流選手というのはいなかったように思う。さらに、他球団から無償トレードならびに自由契約となった選手など、こう言っては失礼だが、2流どころの寄せ集め軍団という印象があった。知っている名前はといえば、オリックスに指名されながら楽天行きを希望した岩隈投手ぐらいだった。
初代監督は田尾安志氏、大方の予想通り最下位に終り、たった1年で監督を解任された。そして、野村監督が就任。さらに2007年には、前年の夏の甲子園大会で準優勝した駒大苫小牧の田中将大投手が入団したこともあって、少し興味を持つようになった。しかし、私は王さんの現役時代からのファンで、当然のことながらソフトバンクを応援していた。が、王さんが引退してからは、楽天のマー君がお気に入りの選手になり、さらに、スポーツニュースで野村監督の“ぼやき”を聞くのがおもしろくて、“にわか”楽天ファンになったのである。
第1試合を見始めたのは7時のNHKニュースが終ってからで、すでに7-4、楽天が3点リードしているところだった。それから6回に3点、7回に1点と、そうなるともう楽勝だと安心して見ていられた。岩隈投手は4点取られてからも大した乱れはなく、見事な完投勝利であった。彼は故障で不本意なシーズンを過ごしたこともあったが、今では楽天の大黒柱、選手会長の貫禄十分である。
第1試合では、メンバーみんながヒットを打ったが、特に、今年40歳の山崎武司選手の2日連続ホームラン、やってくれるねエ。オリックスから戦力外通知を受け、野村監督に拾われたようなもので、そんな選手がこんないい仕事をやってくれるとは誰が想像しただろう。人間、やる気さえあればできる、あきらめてはダメということである。
また、第2試合のマー君はすばらしかった。見方のエラーがなければ無四球完封だったはず、堂々としたピッチングはすばらしく、彼の成長振りには目を見張るものがある。やはり高校野球できたえただけあって守備もたしかで、入団3年目の若干20歳の若者はもはや楽天にはなくてはならない存在となったようである。
試合が終って、全ナインがスタンドに向かって整列、球団始まって以来の入場者数だという満員のスタンドには席を立って帰る人は誰もいない。野村監督と岩隈選手会長が1年間の応援に対するお礼と、「本気でてっぺんを取る」決意を語った。また、野村監督の今期限りの解任報告に、スタンドのあちこちから惜しむ声が聞こえていた。
それにしても野村監督解任の理由って何だろうか。年齢のこと、高額な報酬、また、「大物監督」が扱いづらくなったなど、色々言われているが、ある意味、楽天の人気は野村監督の存在もプラスされていると言えよう。とかく問題発言の多い人物だが、試合後のあの“ぼやき”は監督流の「リップサービス」であり、楽天のいい宣伝になっていると思う。
やっとAクラス入りしたチームが真価を発揮するのはこれからだと思うのだが、ここで指揮官を代えるというのはどうも解せない。球団創設時の監督・田尾安志氏にしても、シーズン最下位は大方の予想通りで、1年で成果を出せと言うほうが無理である。が、たった1年であっさりと解任。後任の野村監督氏は期待通り、4年で最下位からCSにまでに引き上げた。その自負があればこそ、せめてもう1年、チームをより強力にしたいと思うのがプロの指揮官の思いであろう。が、監督の心情など関係なく、球団の思惑一つであっさり解雇とは、プロの世界は非情だね。
21日から始まる第2ステージ、何でも日本ハムのダルビッシュ投手は腰痛で調整中、CSには登板しないかもというニュース。楽天のこの勢いでゆけば奇跡が起こるかも…。日本シリーズで“てっぺん”をとって、野村監督に有終の美を飾らせたいというナインの願い、叶えさせてあげたいね。頑張れ! マー君。
野村監督の解任は、私も意味が分かりません。
阪神フアンの私は野村さんがヤクルトの監督をされてた頃は一番嫌いな監督でした。
阪神の監督就任時は、阪神カラーに合わない監督として不安がありましたが、考えてみれば敵にすると嫌な監督というのは、実は相手の弱点を突くのが上手く、自らの弱点をしっかり鍛えることができるのですから選手に安心感を与えるのですね。
そういうところを買って楽天も招いたのでしょうが、チームの形ができたところでの解任は人気が上がればチームが弱くなっても構わないという事だとしか思えません。
私も野村監督はそれほど好きではありません。でも、長島さんや王さんとは全く違った型の魅力がある指導者だとは思います。
阪神のように歴史のない楽天ではチームが強くなければファンがついて来ないでしょう。
プロはやはり金儲けを考えれば監督の人気も大事だと思います。何でも星野さんや広島の米人監督の名前が挙がっていますがどうでしょうか。
指導者次第で選手の意気は高揚しますよね。
さぼっていたブログを、見に来て頂いてありがとうございます
楽天ほんとに凄いです!!
フォークス(ソフトバンク)何て福岡に来て何年も(10年近くかかったのでは)優勝のゆの字もみえませんでしたよ~~
わずか5年ぐらいでの活躍は福岡県人には羨ましい限りです
野村監督さんには私もいくら契約切れとは言え(3年契約1年延期)実績もあろうに・・・
と思いましたが、潔く引いてもらいたかったです。それでも強く引きとめられれば、それはそれで…。今日テレビデで御自身が抗議しているのにはチョット驚きでした。来季の監督構想も有ったでしょうに~
惜しまれて花のうちに、
又お呼びがかかるでしょうに。懲りない方だと思ったり…又あの御婦人のお顔がチラチラト~
楽天ももっと紳士的なやり方はなかったものかと、これまでの功績を考えればここで解雇される側の無念さも分かります。
これで日本シリーズで“てっぺん”取ったら、またややこしくなるかもしれませんね。
野村監督は黙って引き下がるような人ではありませんね。多分奥方が後ろに控えているのでは…。