
夏にシクラメンが咲くことはままあるそうだが、やはり“狂い咲き”だそうである。我が家にも、育てる主に似て“狂い咲き”したシクラメンがある。
昨年12月に、年賀状を作ってあげたらお礼にと、直径10センチほどの小さな鉢植えのシクラメンをいただいた。真っ赤なシクラメンで4月の始め頃まで咲き継ぎ眼を楽しませてくれた。
だいたい、シクラメンは冬の花だとばかり思っていたので、今まで一冬だけで枯らしていた。だが、このシクラメンは花が咲き終わった5月になっても緑の葉がしっかりしている。そのまま、時々水をやるくらいで放っておいたのだが、7月の始め頃、ふと見ると葉の間から小さな蕾がのぞいている。葉を掻き分けてみるとたくさん蕾があるではないか。おどろいた、まさか夏にシクラメンが咲くとは…。
ネットで調べてみると、それは“狂い咲き”だから、冬に咲かせようと思ったら蕾は摘み取って咲かせないようにした方がいいとある。だが、せっかく咲きかけた蕾を摘み取るなんて、そんなかわいそうなことはできない。ということで、冬には咲かなくてもいいから、自然のままに咲かせてやることにした。
やがて真っ赤な花が咲いた。葉の下にはまだまだたくさん蕾がついて、日ごとに顔を出してくる。この暑い夏に、“狂い咲き”とはいえ、一生懸命咲いているシクラメン。こんな小さな花でも懸命に生きようとしているのだから、頑張って夏越ししてほしい。


二季咲きの百日紅が枝もたわわに花をつけている。写真の下段中ごろの白い鉢が百日紅の鉢であるが、毎年初冬には思い切りよく30センチ弱まで刈り込んでやる。すると、春先から新芽を出し、それが開花のころには、ごらんのように株から伸びた枝が1メートルくらいになり、細い枝は花の重さでしだれている。
これが咲き終わったらまた短く枝を切ってやる。すると、10月の終わりごろにはまた枝を伸ばし花が咲いてくれる。
右側の鉢はクチナシである。暗くてわからないが、今もたくさん咲いている。


オリヅルランは、株元からランナーと呼ばれる細長い茎を出しその先に子株がつく。その子株が折り鶴がぶら下がっているように見えるところからオリヅルラン(折り鶴ラン)という名前がつけられているそうだ。
霜にあって枯らせてしまい、捨てようかどうしようかと迷っていると、春先になって新芽が出てきた。いまでは立派に育ち、たくさんの花を咲かせている。どんな花でも枯れてもすぐには捨てないで何ヶ月か様子を見てやると芽を出すこともあると、ひとつ勉強した。

久しぶりに水彩画を…。数たくさん描かなければ上達はないようだ。
いえいえ、本当に水をやるだけといういい加減な育て方です。
だんだんと身辺整理をしておかなくてはと、もう花たちも自然に終らせようとしているのに、どの花たちも律儀に、毎年きちんと咲いてくれるのには、申し訳ないといつも思います。
一年草だったらとてもダメですね。
桜が秋に狂い咲きするのは原因が納得できますが、シクラメンが今の時期に咲くなんて冬と条件がまったく違うのに不思議です。
百日間咲き続けるから百日紅 夏の期間にずっと見られるこれも不思議な花ですね。
我が家のハイビスカスも夏は少ししか咲かないのに、正月ごろには一杯咲きます。きっとどの花も育てる主が狂っているので感化されたのかも知れませんね。
この暑さにも負けず植物の生命力の強さには驚きますね。真冬なら週に1度の水遣りで済みますが、この時期は毎日やらないとすぐにしおれてしまいます。だから、夏は外泊ができません。
一応名前がnanaとなっているのはご愛嬌。
相棒、意外と植物が好きでして。
シクラメンは高温多湿を嫌います。
そして多分ですが表土から球根が見えると思いますがくれぐれも葉の上や球根の上から水やりはやめたほうが。
高温多湿になるとこの植物は厳しい。
なるべく真昼の日光と水やりは控えたほうがいいと思います。
咲いてしまったものはしょうがない、抜けというのは酷です。
水やりは必ず葉っぱを上げて、そして球根にもかからないように表土にだけやるようにすると良いと思います。
球根って休んでいる間に養分を貯めて、そしていざというときに大きな花を咲かせるものだと思います。
どうして今咲いたのかはわかりません。
花柄を摘む時は球根から真っ直ぐに引き抜くことはしないで茎を摘んだ手を少し回転させるようにすると球根にもダメージは少ないと思います。
狂い咲きも花の自我なんでしょうか。
いろんな植物でありますが本来ならあまり嬉しい事とは思わないのが愛好家。
せっかく咲いた花だから、そうして大切にするのも愛好家。
いろんな楽しみがあってもいいと思います。
オリヅルランは蘭ではありませんがリードが伸びて簡単に増やせます。
新潟では冬場に放っておくと溶けますけどね。
そちらではどんどん増やせると思います。
軽めの配合土と吊鉢を用意するとそれこそいっぱい増えますよ。
植物の育て方にお詳しいのに驚いています。
シクラメンはうまく管理すれば毎年咲かせることができるそうですが、やはり水遣りが肝心なのですね。
シクラメンって意外と花の寿命が長く、最初に咲いた花はもう何週間にもなります。花がしおれるまで放っておいていいのでしょうかね。
球根類はアマリリスと彼岸花がありますが、葉から養分を蓄えるので、葉が自然に枯れてしまうまで切ってはいけないと聞いています。
水をやりすぎて球根を腐らせたこともあり、なかなか難しいですね。
オリズルランは増えすぎて困るくらいです。冬の霜に注意してやれば強い植物ですね
我が家のシクラメンが8月から咲き始めました。
どう対処したら良いのかわからず、ブログで投稿を調べていたら貴方様の投稿に夏のシクラメンの記事があることがわかりお邪魔しました。
やはり夏のシクラメンは狂い咲きなのですね。
おかげさまでこの冬には咲かないことが分かり安心しました。
突然の訪問申し訳ありませんでした。
コメントありがとうございました。
今年の異常気象で、虫や植物の生態系にも異常がみられたようで、シクラメンもおかしくなったのでしょうね。
でも、厳しい暑さに負けず、よくぞ咲いてくれたと愛おしくなられたでしょう。
このブログの翌年に引っ越して、今ではサルスベリとバラの鉢が残っているだけ、全部枯らしてしまいました。
コメントのおかげで懐かしい写真が見られてうれしかったです。ありがとうございました。
朝夕涼しくなりましたが、日中はまだまだ残暑が続きます。
どうぞくれぐれもご自愛くださいますように。
土も水も肥料も害虫との苦闘も手探りのsirousagi本気だして植物を育てなくてはとブログを拝見して発奮しました
それに水彩画もお得意のよう、羨ましです。
絵心のある方には、文句なしで尊敬!の念を捧げます。