道路向かいの山で家庭菜園をやっている人がいて、白い彼岸花を植えていたらしい。この彼岸花も時期がずれて咲いた。白い花の下に赤い花が咲いているのが見えた。珍しいなあ!
少し離れたところに紅一点。ズームは目いっぱいだから何の実か分からない。
28日の朝刊1面には「自公大敗 過半数割れ」と特大文字の見出し。またテレビで大写しされた石破総理の顔、睨むような険しい目つきは怖いくらいだった。
マスコミ報道である程度予想はしていただろうが、まさかこれほどとは思わなかっただろう。こんなはずじゃなかった! 一番強く思っているのは石破氏本人だろう。党内では人気がないからあちこちへの忖度も必要だろうし、自説を曲げざるを得ないだろう。でも初めから分かっていたことだから自業自得とでも言おうか。
大体最初から石破総理には失望させられたという思いが強い。すぐには解散しないと言っておきながら、総理になるとすぐに手のひらを返し、解散・総選挙だ。政治資金問題があった前議員らを非公認にする対応をとったが、当選すれば追加公認もありうるということに国民の怒りが爆発。さらに選挙戦終盤には、非公認候補が代表を務める党支部にも党本部が2000万円を支給したことが判明し、更なる批判を招き、国民の信頼を一気に失った。
裏金事件に関係し公認を得られなくなった議員は、無所属で出て当選したら、また自民党へゆくそうだ。報告書への不記載額2728万円の前萩生田元政調会長、1817万円の平沢勝栄元復興相は、非公認、無所属で立候補して当選した。そのうち自民党へ復党、追加公認されるに違いない。
「政治とカネ」問題を甘い処分で早期幕引きを図った。いい加減な自民党幹部! そして不埒な議員に投票して当選させた。いい加減な国民! みんないい加減なんだから…。「自公大敗 過半数割れ」ではこの先の政治運営は大変だろう。まあ、あまり期待しないでおくわ!
あきれた話を一つ。今回の衆院選で現職の牧原法務大臣と小里農林水産大臣が落選した。だが彼らから辞任の申し出がないので、引き続き大臣として責務を果たしてもらうという。
今後も農相を続けるかどうか報道陣に問われると、「今は、そのことに考えを及ぼすゆとりはない。これからの政治活動については再起を期して頑張っていきたい。後援会とも相談したい」と述べたとか。落選したら、即辞任すべきだろう。
過去の内閣でも民間人閣僚の事例はあるが、いずれも知識や経験が豊富な専門家を招聘している。もしこの2人が辞任を申し出なかったら、落選した「ただの人」に大臣職を続けさせるのかしら? どっちもどっち、なんていい加減なんだろうネ!
小泉進次郎選挙対策委員長は、衆院選で同党が大敗した責任を取り、辞任を申し出て受理されたとか。それが当たり前だろうね。
どんな人がなっても、何だか日本は凋落の一途をたどっているような気がします。
小選挙区は自民、比例区立民党にいれました。立民党がもっと強くなって政権交代もよいかなと思って…。でも野党共闘は望み薄ですね。