
我家のベランダに咲く花に、先月末頃から一頭の蝶が飛んでくる
蝶は一頭、二頭と頭で数える
毎週のように休みの昼頃になると、決まって我家のベランダの花の蜜を吸いにくる

最初は、あまりにも柄がはっきりしていて、黄褐色だから蛾の一種か?と思った
しかし毎週のように頻発に飛んでくるから、
愛用の一眼レフカメラに望遠レンズを取り付けて撮影した

ネットで蝶の種類を調べてみたら『ツマグロヒョウモン』という蝶だった
雄と雌では羽の柄が違っており、我家に飛んできたのは雌だった

ツマグロヒョウモンとは…
現在では本州の関東から九州まで生息しており、
4月から11月頃まで成虫は確認出来るらしい
しかし、このツマグロヒョウモンの雌が、我家のベランダの植物に、
どうやら産卵しているらしく、真黒なイガイガの角がある毛虫の幼虫になる
うちのカミさんは大の毛虫嫌い(ー ー;)
ヒラヒラと優雅に飛んでくる綺麗な蝶もカミさんから見れば天敵
この蝶が卵を産み付けて孵化した幼虫が植物の葉を食べてしまうらしい
ガキの頃には、山椒の植木にアゲハチョウの幼虫をよく見つけ、
幼虫を手に取って頭部を指で押さえると黄色い角を出す…
すると当時に強烈な匂いを発するのを面白がって遊んだ(^^;;
でも、このツマグロヒョウモンの幼虫は触れそうにない毒々しさがある(ー ー;)
華麗に飛んでくる蝶も幼虫の時は害虫扱いされてしまう運命なんだな