大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

ご恩に報いる為にインプラント治療に邁進する私なのです。

2008年12月04日 | 日々のインプラント臨床の話
私は、私に授けられた技術、知恵は、私個人のものではないと考え、教えを乞う方々には門戸を開放して、伝導者として私に出来る範囲内で、出来る限りの事はさせて頂いてきたし、これからもして行こうと思っています。

特殊な考え方かも知れませんが、何処かの本で読んだ事がありますが、人間国宝の建具師の方か誰かがが言われていた話で、技術、知恵と言うものは偶々私が今預かっているもので、私個人のものではない。
だから、真摯に学ぶ者、後の襲う者には真剣に教え伝えないといけない。

そうやって、技術、知恵と言うものは磨かれて行き、完成していくもんなんだ。
何故なら、私もそうやって色々な師から道を教えられ、跡を継ぎ、今ここに来れているから。

一つの技術、知恵は何某かの想いがあって、誰かが始め、その有益な事に誰もが気気付き、更にその中の志のある有志がそれを引き継ぎ、更に発展させようと決意して今に到っているものなんだ、と意識をしなければいけないのだと信じます。

話が飛びますが、是非、今週の週刊新潮の高山正之氏の変見自在を読んで欲しいのですが、誰かが何かを出す時に必ず師や教え、閃きを授けてくれるものなんだと言う事を意識し、その恩人、師に対する想いを大切にしていない人は見苦しいと、私は感じます。
失礼ながら、インプラント界はそう言う方々が多いと思います。

確かに、その技術は私のものではないので、煩く言うのは嫌なのですが、そう言う事を表明して明らかにするのは仁義として持っていたいと思います。

例えば、私はいつも書きますが恩師DR.ラム、松平先生、今間先生、KIRGの添島先生、ペリオの船越先生、宮本先生(小倉のです)、くれなゐ塾の内藤先生、筒井先生、火曜会の御大金子先生,千葉先生、須貝先生、IPOIの山道先生、水上先生、最近はFSAの福西先生、CEの月星先生、秋本先生、そして教え子ですが凄腕の嶋先生、うちのDHの後藤、とかに到らない点を教えて頂いて、日々向上しながら、今に到っています。

そうして今のレベルの仕事が漸く出来るようになって、何とかかなりの患者さんを救う事が出来るようになっているのが実情です。
これらのご恩に報いるには、何処の誰もが救えない患者さんとか、私にしか出来ないだろう超難しい仕事を成功させる事と教えて欲しい方々へ出来る限りきちんと教えていって、出来る方を少しずつでも増やして行くしかないのでしょう。

それが、我が使命なのだと想い定めて行くしかないのでしょう。

損得勘定していたら、とてもとても出来ないだろうな、と思います。

なので、私は一人でも誰々のお世話になって今があると明言して活動を続けて行くのです。
誰も見ていなくても、私と天が見ているのですから、恥ずかしくない道を進んで行きます。

でもこう言う考え方ってのは、一般的じゃないから、普通の方々には意外な位理解して貰えないんですがね・・・
実に難しい問題です。

独り飛び抜けても、それを開示する事で自分の価値を自ら低くして行くんですから。
つまり有り難味が相対的に低くなってしまうんです、これが。

そんな中で、ズーッと先頭を走り続けるのって、相当に大変な事なんですよ。
悲しい位、教えを授けても見返りはないですからね。
そんな事言ってちゃいけないのかも知れませんが、別に私に紹介患者さん回してくれる訳でもなく、何か良い情報が有っても教えてくれる訳でもなく。
はっきり言ってしまうと、結構皆自分が偉くなりたいとか稼ぎたいとかで、誰の世話になったかなんて隠してますからね。

こんな内実、完全にばらすのなんて私くらいでしょうね。
私は魂が腐りたくないので、ご恩に報いる道を行きたいんです。
でも、現実の世の中に結構嫌気が差したりしますね。

常に先頭走っていると、そう言うの丸見えですから。

本当、分る人には分る、です。
良い意味でも、悪い意味でも。

私は誰も出来ない仕事出来るように、道筋かなり付けて来ています。
100%を出せないのは、危険過ぎるから。
出せるのは、精々3割程度。

その3割程度でも、世間の常識、一般的レベルからは先進的治療に成っちゃうんですね、悲しい位。
でもって、世間で認識される頃には、私は興味を失い始めてて、もっともっと先行っちゃってる。
これ嘘偽りなく事実だったりします。

世界の学会AOとかAAP出て、世界はここまで来ているかで、確認作業で出掛けている位ですから,私のレベル。
前にも書きましたけど、世界も最近は軽くなってて1年程度のデータで出しますからねー。
ありゃ拙いでしょう、どう考えても。

私は5年程度は見ますけどね・・・
そうじゃないと怖過ぎて出せません。

出せても3年前でしょうか?

取り留めのない日記となってしまいましたが、業界の裏話的に面白いかもしれませんね、と書きました。
こんな本音書いている私、報われる日を信じて、日々頑張ります。

尊敬する福西先生の言葉ですが、本当に価値がある正しいものは、絶対に出て来る、分って貰えるものだ!それを信じて精進しよう!です。