大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラントばかりではなく、たまには総義歯の話

2008年12月18日 | ニュートンドクター見て下さい。
私は総義歯の世界では神の領域に到達出来ている、と折り紙を20年以上前に恩師に付けていただきました。
自分で言うのもなんですが、総義歯の事はかなり深い事まで色々と分ります。

そんな中で最近流行っているティシュコンディショナーをしながら、総義歯を作り上げてゆく治療に対して、改善案を提示したいと思います。
勿論、そうしたいような理由があったからこその話です。

簡単に言うとティシュコンディショナーを塗り重ねて行く治療方法は、ベースであるレジンが頑強でないと全く意味がありません。
そして、総義歯の形がDRが認識していないと、どんどん大きくなってしまって、形がスッキリとしなくなってしまいます。

この最大の原因は、DRが理想の形を把握できていないからです。
ティシュコンディショナーを塗り重ねて行く治療は、確かに疼痛から開放していますから、患者さん受けが良く、DRも良い感じと思う事でしょう。

しかし、正常な機能を失っている患者さんの場合、どんどん形が崩れ、顎位が変化して、ゴツイ入歯に成ってしまいます。
そして、それで最終的に仕上げても、現在の重合方法は完璧ではないので、歪が開放できておらず、結局相当調整して削らなければいけない、と言う羽目になるのです。

ティシュコンディショナーを塗り重ねて行く治療は、本当の総義歯の大きさ、形を正確に認識できている、実力のあるDRが使いこなさないと意外に難しい面があるのです。

なんだか、抜歯即時植立インプラントの治療方法の説明に似て来てしまいました。
正解を正確に把握できていない、と出来ないんです。
だから、私は総義歯とインプラントは治療上非常に似ているものがある、と言えると常々指摘しています。

つまりは総義歯に精通していて、歯周病治療の泰斗であるDRならインプラント治療は、簡単である、と言う事なのです。

なんでもそうなんですが、簡単そうに見える、誰でも出来ると言う治療の裏には、そのDRの並々ならぬ実力がある事を、軽く考えてはいけません。
その点で、患者さんも、専門家も、現状では問題が大いにある、と言わざるを得ないでしょう。

簡単だ、とか誰でも出来ると言う言葉に惑わされてはいけないのです。

本物は誰か、嘘吐きは誰か、見極めるのは自己責任なのです。

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