大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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インプラントするDRは反省すべき

2008年12月08日 | 日々のインプラント臨床の話
ある専門家の集まりで、インプラントの現在と未来、と言う会がありました。

そこに参加して来たDRが、意外な事にインプラントはしないと言う気骨の方が数人いたのです。

意外な感じでしたが、それぞれのDR皆さんが、インプラントで被害を受けている患者さんの逃げ道になっていてくれていて、インプラントDRに義憤を抱いているんです。

つまりインプラントでトラブルに成る患者さんは、そのDRの元に返らないと言う現実に、私は背中が寒くなったのです。

そこには当然、インプラント30年以上の大家もいて発言されましたが、確かにインプラント患者さんは結構リコールで来てくれていない、と言う事実を推察されていました。
ご自分の経験でもそうだそうです。

我々インプラントDRは、皆こう言う事実を知って反省すべきだろう、と強く思います。

一番大事な事は、その患者さんの生涯に関わり、助言し支えて差し上げられる事なんだ。
なのに、それがかなり出来ていない。
これは非情な事実でしょう。

医療人としての基本的な姿勢が出来ていない我が身を反省するしかない、と思います。
まずは、インプラントは所詮咬合と言う機能回復の手段でしかなく、その成果は末永く患者さんが健康に過ごして下さる事で、その為には我々は何をしなければいけないのか?を真摯に見つめ直そうと思います。

歯科医療は、残念ながらこう言う健康管理、健康維持への寄与と言う視点でのメインテナンスの意識が、インプラントに限らず薄いようで、それはインプラントのような高額治療でも変わっていないんだ、と猛省しないといけないでしょう。

一生のお付き合いが基本なんですよ、と言う考え方、取り組み方を今後は広めて行きたいと、強く思うのです。


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