何回か書いてますが、インプラント治療期間短縮には、超音波骨折治療器が非常に効果があります。
私が持っているのは写真のもので、高いものでした。
今はもっとコンパクトになって、半額以下です。
写真の方は親知らずが重なってしまって、根が駄目になってインプラントすることとなりました。
さすがの私も、この場合はソケットプリザベーションにして、同時植立は出来ません。
親知らずの抜歯と、当該歯の抜歯をした後、PRP、CGF等と混ぜて骨造成材を充填します。
ソケットプリザベーションした状況のレントゲン写真です。
ここから超音波骨折治療器を当てて行きます。
2ヶ月弱治癒を待って、インプラント植立です。
そっと置いてくる感じでしか植立出来ませんでした。
直後の撮影した3DXのCT画像です。
手術後1週間で超音波骨折治療器を当て始めます。
この状態から3ヶ月で、ペリオテスト値で+5以下になりました。
驚異的な早さです。
HAインプラントと遜色ない、それどころか早い治癒と言えるでしょう。
因みに、一般的にはこのような患者さんの治療・治癒期間は、抜歯して歯茎が治るのを待って2ヶ月以上、そこからサイナスリフトして6ヶ月半年、ソケットリフトでは無理であろう、と言われます。
サイナスリフトして6ヶ月以上待って初めてインプラント植立、と成ります。
それでも中に造成した骨はかなり柔らかいので、そこから又6ヶ月以上半年待たされるでしょう。
更には、サイナスリフトした事で、歯茎が足りなくなるので歯茎の口蓋からの移植術が必須になります。
それが落ち着くのが3ヶ月以上。
結局、何だかんだで1年半以上は掛かる、と言う計算になるのです。
私の方法でも6ヶ月半年弱かかる訳ですが、それでも治療・治癒期間は3分の1以下、そして特筆すべきなのは、私の手術では全く痛みとか腫れとかは無縁である、と言う事実です。
一般的なサイナスリフトする方法とかでは、このような深い部位では大変に難しく、患者さんが受ける侵襲はかなり大きなものになります。
痛みとか腫れとかも出易いでしょう。
一番懸念されるのが歯茎の移植手術です。
これが、患者さんにとってはとても苦痛で嫌なものになる可能性が非常に高いものです。
しかも、上顎の奥歯の更に上ですから、患者さんは尚更大変です。
歯茎の移植では、口蓋の歯茎から移植しますが、これも舌が触りとても大きな口内炎の出来た状態に成り、辛いものになります。
辛い思いを積み重ねる手術になるから、私はそう言う治し方は採用していないのです。
少しでも、患者さんが楽に感じるように治して差し上げたい。
それが結果的に生体を必要以上に傷付けないので、治癒力を最大限引き出し、その上超音波骨折治療器を応用する事で加速させる事が可能になるのです。
痛くなく、早く治るのですから、患者さんにとっては理想的な治し方だ、と私は信じています。
余談ですが、手術回数も少ないので費用もその分掛かりません。
これ以上に患者さんにとって楽に、早く、綺麗に治せるものを、20年以上の長い経験の中で、私は知りません。
本当に良いものですから、先生方に包み隠さずお勧めしています。
患者さんの為に、早く楽に綺麗に治せる鍵を握る機械を導入される事を強くお勧めします。
私は、このような大学病院でも置いていないような機械を色々と導入し、患者さんの為に活用して10年近くになります。
他よりも早く綺麗に楽に治せる秘密は、これらの機械にもあるのです。
私の紹介と言えば、メーカーはかなり勉強してくれる、と明言してくれています。
導入される事を心から願っています。
全ては患者さんの為に。
http://www.samurai-implant.com/