大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

介護食のテレビ報道を見て思うこと

2012年02月21日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

今日のニュースで介護食で、柔らかい寿司とかが研究開発され、実用されている、と言うのが何回も出ていました。

これに関して、私は歯科業界は恥ずかしいと感じないといけない、と強く思いました。

皆さんは如何でしょうか?

何故柔らかい加工している食物が介護食で必要とされてしまうのでしょう?

中には、歯茎で食べれる、とネームが入っているものまでありました。

このことは、言うまでもなく我々歯科業界が無力であったと言うこと、入歯治療が成功せず、入れて貰えず、結果的に歯茎でしか噛めない、従って柔らかい食物が必要とされてしまった、と言うことに他ならないでしょう。

 

この事に関しては、私は個人的に何度も歯科医療で提供されている入歯、特に保険の入歯は大半が箪笥デンチャー、飾り物の入歯になっている、実際の機能的な役目を果たせていないんだ、として指摘して来ました。

客観的事実として、今回のような報道がテレビで大きく取り上げられていることを、我々は重く受け止めないといけない、と思います。

 

入歯治療がチャンとしたレベルの入歯を提供出来ていたなら、機能的に何ら問題のない、噛める話せる痛くない入れ歯だったら、柔らかい加工食品の開発などはなかったのではないか、と心の底から悔しくて悔しくて仕方がありません。

 

何処に問題があるのか?

もっともっと深く、真剣に私達はこの報道を聞くべきでしょう。

私はそう思います。

 

余談になりますが、私は入歯の腕を磨くには時間が掛かり過ぎますから、下顎の前歯へのインプラント理療を用いた義歯治療の応用が一つの救う道ではないか、と考えています。

歯科医の殆どの方が下顎の入歯の難しさで挫折するからです。

上顎は何とか行けます。

しかし、下顎は本当に難しい。

だから、その解決策として、インプラントは有りじゃないか、と思うのです。

 

反対意見もあるかと思いますが、柔らかいものでないと噛めないのを解決し、噛む咀嚼すると言う根源的欲求を満たし、人間の尊厳を最期の最後まで守って差し上げる為に、我々は死力を振り絞って頑張るべきで、その一つの方法としてインプラントはありだろう、と思うのです。

 

 


抜歯即時植立即時荷重インプラント治療を安全確実に

2012年02月21日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

こんにちわ、即時荷重の鬼、マツゲンことゲンちゃん先生です。

今日は、私の専門中の専門、抜歯即時植立即時荷重インプラント治療を安全安心に成功させるには?と言うお話をします。

 

写真は、下顎の大臼歯部へ抜歯即時植立して即時荷重、仮歯を入れている症例の手術直後の歯科用CT3DXの断面写真です。

下顎の骨の中には、太い神経とか血管が走っていて、そこを傷付けるとと大変です。

更には、下顎の骨の舌側の面にも、血管が走っていて、骨を突き抜けて傷付けると大変なことになり、最悪の場合命の危険性にも及ぶ事があります。

本邦だけでなく海外でも、この例での死亡事故の報告が何例か出ています。

つまり、下顎のインプラント治療は怖い面が沢山ある、と言う事です。

少し前までは、一般的には下顎のインプラント治療は骨の質が良くて成功し易い、良い治療方法だ、と言われていましたが、実際にはそんな事はない、やはりチャンとした事を知り抜いてしないと危ないものなんです。

 

で、私の今回出している症例ですが、この断面写真を見て林先生、武田先生は危険だ、と警告を下さいました。

その理由は、インプラントの先端が後少しで骨の壁を突き破りかねない、紙一重である、ここまで危険を犯して、わざわざ即時植立する必要はない、チタン系のインプラントを用いるから初期固定を得る為に、こう言う危険な方向にホール形成するようになる、HAインプラントならそこまで初期固定を得るようにホール形成しないでも済むから安全で良い、と言うものでした。

両先生のご意見には、一聴の価値が確かにあります。

ただ闇雲に何も分からず、インプラントの初期固定を得る為にホール形成をし、突き抜けてしまったら、もしそこに血管が走っていて巻き込んでしまったら・・・、とても危険な手技であり手法である、と言えるでしょう。

林、武田先生が言われる通り、HAインプラントなら、そこまで深く初期固定を得られる為のホール形成を狙う必要はないのかも知れません。

そうなれば、その分は言われる通り安全でしょう。

では、何故私はHAインプラントを使わないのか?

結論から言えば、カルシテックインプラントの上部冠との接合方式、エクスターナルジョイント、タインと呼ばれる方式への不信感、エクスターナルジョイントが私は嫌い、と言う理由が最も大きいです。

更には、HAインプラントの場合の炎症波及、リカバリーの難しさに大きな疑問点を持っている、と言う点にあります。

だから、私は出来る限りチタンだけのインプラント、特にストローマンSLAを好んで用います。

ストローマンSLAならHAと然程差がなく骨と早く統合しますし、インターナル接合方式が骨の吸収に強いと言うのは客観的事実なので使うのです。

 

ここで、読者の皆さんのうち専門家の方々は、おい、これはストローマンじゃないだろ!と突っ込みが入ることでしょう。

指摘は正しいです。

これはノーベルリプレイスインプラントですから。

 

実はこの患者さんの症例では、事前の歯科用CTの解析で、ノーベルリプレイスの先端のテーパー状の形態による噛み込み使ってやった方が良い、と考えたのです。

又、抜歯即時植立がストローマン以外でも可能である、と言うのを実例として紹介したいので公開しているものなのです。

私はストローマンオンリーと見られていますが、適材適所で他社のインプラントも用います。

その実際の症例がこれなんです。

 

さて、ではどう具体的に安全安心にホール形成して行くのかですが、コツは難しくはありません。

歯科用CTで事前に充分に精査して安全な計画を立てること、そして、途中経過で確認の為のCTを撮影して立体的位置関係を確かめる事、更には、最終ドリル形成時に50回転(無注水も可)で無理に押さない事です。

もう少し詳しく解説しますと、治療計画時に立体的に模擬インプラントを嵌め込んで出来るソフトを活用して3次元的に安全な計画を立て、それに従ってオペ出来ているのかどうかを確かめる手順を踏む、ただそれだけの事です。

50回転に関しては、無注水でも可能な位なもので、たった一つ気を付けないといけないのは、加熱、オーバーヒートによる骨の火傷を防ぐようにする、と言うことです。

これだけの事を心得ていて慎重にホール形成すること、怖いなとか怪しいな、不安だな、分からないな、と感じたら直ぐに歯科用CTを撮影して確かめる、この基本原則を厳守することです。

 

生意気を言うようですが、私は全てを心得て、今回出した症例をホール形成し、即時植立しています。

結果的に、植立トルクが45N以上得られましたので、イージーアバットメントを締結し、直ぐに仮歯を装着したのです。

ギリギリの所を意図的に狙って、その通りにチャンとオペしている、これは腕自慢と取られても仕方が無い、私の人間性の未熟な所と受け取られてしまう所でしょう。

しかし、私が考えた事が上手に出来たならば、患者さんは1回限りのオペで、しかも非常に楽に、早く、綺麗に治る、手術直後から綺麗な仮歯が入る、と言う患者さん側の多大な利点をよくよく考慮してのものなのです。

患者さんにとって何がベストなのか?

私は常に問い続けています。

 

その答えとして、私は私が出来る最大限のモノを提供して差し上げようと心に決めて、林、武田両先生に危険だ、と言われてもこう言う治療を進んで引き受けているのです。

両先生が言われる事は正しい、と私も思います。

ですから、初心者の先生、経験の浅い先生には絶対にお勧めしません。

かなりの腕の覚えのあるベテランの先生方には、こう言う道もありますよ、とチョット囁きます。

 

今日は時間があったので長くなりました。 

 

世界最小被爆による歯科用CTによる精密な治療計画、それを忠実に再現するライト付き10倍の拡大視野による丁寧で且つスピーディな手術、これらにより麻酔の切れた直後から痛くなく綺麗な仮歯が入り、炎症が最も出る48時間後でも腫れない痛くない、そのまま快適なまま治癒期間でも審美的な仮歯で過ごせ、そして長く安定する審美的な経過。

そんな夢のような理想的インプラント治療を受けたい患者さん、学びたい先生は、どうぞお問い合わせ下さい。

03-3775-0044まで。

 参照:http://www.samurai-implant.com/

 

 

 

 


2月20日(月)のつぶやき

2012年02月21日 | Weblog
21:02 from gooBlog production
サイナスリフトしてはいけない症例 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

21:22 from Tweet Button
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