大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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8月3日(土)のつぶやき

2013年08月04日 | Weblog

80、90にして壮健そのもので健康に過ごしている方がいる。片や、寝たきりで人の世話になるしかない方がいる。どうしてこの違いが生じているんだろう?口腔内の状況とQOL、ADLは密接に絡んでいる。チャンと機能の営めるお口を守ることが、健康な老後の第1歩。総義歯でも昇地三郎先生のように


軟組織は300日、骨でも組織は3年で新しい細胞と全て入れ替わる。となると、日々の食事、摂取しているもので人の体は全く違うものになってくるのだ。好き嫌いのない方ほど、高齢になっても、西洋食を好まれる方の方が健康に過ごせていることが明白になって来ている。過度な草食、和食は不健康なのだ

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口腔内、血液を拝見させていただけると、その方の食生活、問題点は大体見えてくる。色々と指摘すると、ほぼ当たる。そのままの生活続けると老後が不安になる方にはちゃんとお伝えする。しかし、好き嫌いで取り組めないという方が実に多い。健康に長生きしたくない方がどうやら多いようだ。非常に残念。


今の患者さん達は80、90に対して良いイメージを抱けない方殆どのようだ。だから、長生きしたくない、子供とかに迷惑掛けたくない、と言われる患者さんが殆どだ。自立して、活動的な高齢になった自分をイメージ出来ないらしい。ここに今の高齢者予備軍が医療に掛からない、行かない理由があるようだ


今の高齢者予備軍は間違いなく、このままで行けばご自身でイメージ抱いている長生きで自立出来ない、子供に世話になる80、90になるだろう。人は誰でも自分のイメージした通りの人生を歩んでしまうからだ。嫌だ嫌だ、と言いながら、落とし穴に落ちてしまう人生を歩いてしまう方が多いだろう。残念だ


ピンクの象を思い浮かべないで下さい、と言われれば、必ず頭の中にピンクの象が浮かんでしまうだろう。それが人間。だから、嫌だ嫌だ80、90まで生きて、不健康で自立出来ないで、子供の世話になるなんて、と思っているとそうなる。そうならない為の努力、勉強をチャンとして実行実践するしかない。


何が正しいのか?現時点で正解に辿り着けることを目標にしていたら、永遠に答えには辿り着けないでしょう。何が正しかったのかは、時間が経てば明らかになるのです。ドイツはあの時はヒトラーを指導者に選び、イギリスはチャーチルを選んだ。誰が正しかったかは、歴史上明白ですがその時は信じたんです


歯周病、インプラント治療でも、何が正しいのか分からない、と患者さんは嘆かれますが、それは何時の時代でも永遠の命題なのです。大学病院で古臭い治療している現実とか、ネット内はプレゼンでしかないとか。しかし、ものを売っている側は生きる為に創るものです。真贋を見抜くには、自分を磨くです。


自分を磨く。まず自分だけの都合の良い理由で人を利用しよう、とか考えることは止めた方が良い。しかし、患者さんは平気でそう言う考え方する方がいます。しかも自分では気が付いていない。何か理由付けをして、自分の行為が正しいと思い込んでる。自戒の言葉でもありますが、思い込みから抜けないと。


現代は治療に関して患者さんが最終的選択権を持たれますが、素人さんである患者さんに責任転嫁している感じがするのは私だけでしょうか?どうしても医療側は自分が好きな治療、得意な方法へ誘導するものです。それでいて、最後にはあなたが選んだ、には違和感があるんです。選ばせた責任がある筈です。


ですから、私は貴方にはこれが良いです、と説明することを心掛けています。勿論、迷うこともありますが、そう言う時に選択いただきます。非常に強く感じられて、日本の風土の中では異質なDRでしょうが、私はこれで行きます。変人奇人と言われることは慣れてます。なので、合わない方はお断りしてます


口が開かない患者さんにスクリュー式のインプラント治療をするなんて、私には信じられない。しかも、一番後ろの大臼歯部で。スクリュー式自体が現在では恐竜になり始めている。この事実はもっともっと広めないと。私はこう言う後受けるのは非常に困る。自分が納得出来ない治療の後始末は、・・・だろう