大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

抜歯即時インプラント、私が始めたのは1993、4年から

2019年03月19日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

昔、抜歯即時インプラントは、同時にゴアの非吸収性膜を使った骨造成GBRとやらなければならないものでした。

私が初めて手がけたのは、上顎の犬歯の歯根破折でした。

とても難しい手術で、難儀したことを良く覚えています。

しかし、幸いにも歯肉の状態の良い方で、上手く行きました。

その時、私が工夫したのが、膜をヒーリングキャップで止める、と言うやり方をしたこと、そして、できるだけ歯肉を寄せて被せるように縫ったと、でした。

膜が露出してしまう、と言う問題点が指摘されるゴア膜でしたが、ヒーリングキャップの高さがあったことが幸いし、骨造成には悪影響なく治せたのです。

その当時、ゴア膜は完全に歯肉に包ませて中に入れるべき、と言われてましたが、私は初めからそのルールを守らないで、少しだけですがヒーリングキャップが見えてる状態で治したのです。

多分、運が良かっただけ、だと思いますが、それで綺麗に治り、これがキッカケとなり、抜歯即時インプラントを手掛けるようになりました。

そして、自分の経験から、抜歯即時インプラントでゴア膜要らないんじゃない?と思うようになり、使わずにやり始めて、更に良い結果を出せるようになりました。

ポイントは、出来るだけ歯肉を寄せて被せる、でした。

それから、即時荷重インプラントを2000年から出かけるようになり、抜歯即時インプラントで即時荷重をするようになり、同時に骨造成GBRするようになりなったのです。

コツは同じです。

歯肉を寄せて被せるように縫う、です。

そこから、更に改善改良して、2003年からMI低侵襲な外科でできるようになり、今に至ってます。

私が始めた頃は、教えてくれる方も本も論文も余りありませんでしたので、殆ど自分の創意工夫でして来ました。

苦労はしましたが、今となっては、先駆者と言われますので、良かったと思います。



3月18日(月)のつぶやき

2019年03月19日 | Weblog