大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントのおかげで家族と同じ食事ができるようになって、とご家族の方が涙を流してくれた思い出

2020年02月03日 | 日々のインプラント臨床の話

インプラントをさせていただたおかげで、お姑さんが亡くなられる寸前まで普通に食事をされていた、とご家族の方が涙を浮かべてご報告をいただきました。

 

今年の冬は、例年よりも暖かく、過ごしやすいですね。

 

例年、冬場の寒さで、ご高齢の方は急逝される方が多いです。

 

私の父も、昨年1月転倒して頭部を強く打ち、そのまま意識不明になって旅立ちました。

 

冬場になると、お別れする方が増える、と実感させられました。

 

インプラントは、残念ながら介護現場では評判が悪いです。

 

それは、天然歯がどんどんダメになって行くのに、インプラントだけは取り残されて、歯茎とぶつかったり、磨けないことから歯茎が腫れたりするからのようです。

 

でも、私の父もそうでしたが、インプラントしていても、ちゃんと噛めるように治していて、そこが使えていれば、天然歯のように虫歯でダメになることもなく噛むのに使える、と言うこともあるんです。

 

私個人の考えですが、インプラントがちゃんと機能していて問題起こしてない方は、介護現場でも問題がないとされていて、問題が起きている方ばかりが目に付いてしまうから、なのではないでしょうか?

その実例が、最初の一行の患者さんの実例だ、と思うんです。

 

その患者さんは、幸いなことに、ご家族と一緒に最後まで住まわれていました。

 

それこそ亡くなられる2日前まで、何事もなく好きなものを召し上がっていたそうです。

勿論、少量ですが。

 

それが、インプラントのおかげで会った、とご家族の方はご報告して下さったのです。

 

通常、女性の方は介護状態で12年、男性の方は7年以上が介護状態になるそうです。

 

健康寿命と生存寿命の差、が結構な長さになってしまう訳なんです。

 

それが、ご報告いただけた患者さんでは、本当にピンピンコロリで旅立てて、涙浮かべながら感謝していただけたのです。

 

ああインプラント治療、即時荷重インプラント治療を手掛けてきて良かった、と思いました。

余命が短い方は、早く噛めるようになりたいはずです。

 

それを実現できること、が今のインプラントでは可能になってるんです。

 

半年掛けないで噛めるように治せる、できる限り早く噛めるようにして差し上げられる、即日でも機能回復をできる、と言うことが、本当に大切だ、と思います。

 

噛めること、食べられることは、生きること、ですよね。

 

命がある、生きてる間は、食を楽しみたい、と言うモノでしょう。

 

その望みを叶えるため、ご家族と一緒に同じものを気にせず食べられるように、早く治せるインプラント治療を頑張りたいと思います。

 

 


お師匠様の教え 噛み合わせは患者さんによくよくお聞きしなさい。

2020年02月03日 | 日々のインプラント臨床の話

今日もいつものように、セラミック冠の被せ物の治療をさせていただきました。

付けた後で、必ず患者さんに具合をお聞きします。


付ける前にちゃんと調整してはいるのですが、付けると固定されて、感じが変わることも少なくないからです。


これもお師匠様の教えで、噛み合わせが大丈夫かどうかは、ご本人にしか分からない、少しでも変なら言って下さい、とお願いしてきちんと調べなさい、といつも言われてました。


更に、できるだけ早めに再来院していただき、大丈夫だったか、微調整が要らないから、良く調べてお聞きしなさい、と念を押されてました。


患者さんは治療台の上だと緊張されてる。


それだと本当の普通の感じが再現できてないこともある。


だから、そこをよく説明して、協力して下さい、と話しなさい、と教えられました。


痛みも我々歯科医は分からない。


患者さんにしか分からない、と言う謙虚な気持ち、姿勢を失ってはいけないよ、と仰っておられました。


本当に大切なことを教えていただいた、と30年経った今も深く感謝しています。


明日も難しいオペが控えています。


患者さんのために、英気を養い頑張ります。