大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

ティシュレベルTLインプラントはボーンレベルBLインプラントに勝る 専門的解説

2021年01月16日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラント治療と言えば皆んな同じようなモノ、と言う誤解が一般の方にはあります。

しかし、実際は先生ごとに全然違っていて、やり方とか治し方が違うんです。

特にティシュレベルTLインプラントとボーンレベルBLインプラントは全然違います。

結論から言うと、TLインプラントの方が、原理的に考えても生体には優しく安定していて安全で長期予後が期待できるモノ、と断言します。

実は、BLインプラントを使っているDR達もTLインプラントの優位性は認めています。

なのに、どうして使わないのかと言うと、一言で言えば難しいからです。

BLインプラントは、骨の中に埋め、アバットメントを連結して方向とかの位置関係を補正して歯冠形態を作れる、と言うのが最大の利点です。

つまり、決め打ちができなくても、BLインプラントは歯冠形態を良い所に作ることができるのです。

その為に、DRはBLインプラントを使います。

多分世界的に見ても、BLインプラントが大多数でしょう。

TLインプラントは、骨に埋め込むだけでなく歯肉貫通部がインプラントと一体化して設定されています。

言い換えると、歯冠形態との接合部が手術した時から決め打ちできてないと補正がとても難しい、まずできないと言うことです。

しかし、歯肉貫通部が始めからあるので、歯冠形態との接合部が骨との境界から離れていることに最大の利点があります。

そして、接合部の強度も圧倒的に高い、つまり壊れにくい、と言う利点もあります。

更に、このような構造をしてる為に、インプラント周囲炎にやられにくい、と言う利点も今後大きな意味を持って来るでしょう。

BLインプラントでは、骨の中にインプラントを埋めて、アバットメントを留めることで歯冠形態を作りますが、元々骨の中に埋められてるインプラントって直径4mm程度しかないモノなんです。

そんな細いモノにアバットメントを留めると言うことは、中ネジの細さは2mm程度しかないと分かります。

そして、方向補正されて歯冠形態が作られますが、力の受け止められる部分はアバットメントに更に細いネジ留めをくり抜いて留めるようになってしまいます。

人の噛む力は、その人の体重くらいが最大で、普通は半分とか3分の1程度と言われてます。

でも良く考えて下さい。

45キロの体重で15〜22キロです。

そんな強い力を、わずか2mmもないネジで受け止め切れると信じられますか?

私はそんなこと信じ切れる方がどうかしてる、と思います。

だから、私はBLインプラントは使ってません。

TLインプラントでセメント合着式の治し方なら、インプラント体自身が噛む力を受け止められる構造になり、4mmしかないとしても、BLインプラントネジ留めの2mm弱しかないモノの倍以上の剛性を持つことになります。

剛性がある上に、インプラント周囲炎にも強く、生体にも優しいなら、使い方が難しくても腕を上げてTLインプラントを使うのが患者さんのためだ、と私は明言しまう。

自分の腕を上げないで、患者さん側にリスクを増やす治療をしてるのがBLインプラントのインプラント治療だ、とか断罪します。

特に臼歯部、奥歯には絶対にTLインプラントを使うべきだ、と断言します。

案の定、臼歯部にBLインプラントを使うことで歯冠形態がアバットメントから折れるとか、インプラント体が壊れるとかのトラブルが起き始めてます。

実態が明らかになればなるほど、やはりTLインプラントだ、となって来るだろう、と予言します。

良きインプラント治療を求められる患者さんは、任せるDRがBLインプラントユーザーかTLインプラントユーザーかで見分けるのも良いと思います。

インプラントは埋めて終わりではありません。

その後も患者さんの人生は続くのです。

その中で10年、20年、30年、40年と安定して安心安全に使えることが真に求められるインプラント治療です。

天然歯を失われてインプラントになってるのですから、インプラントは歯に代わるモノであって欲しいですよね。

しかし、インプラント周囲炎のリスクもありますし、剛性が負けて壊れることもあります。

せいぜい虫歯にはならないモノ、程度がインプラントの持つ利点だ、と理解して下さい。

勿論、取り外し式の入れ歯より全然マシなモノで、本当に歯が蘇ったかのように感じられたりするモノでもあります。

高齢者の中には、何処がインプラントで自前の歯なのか判別が付かなくなる人も多くいます。

それぐらい良いモノになる可能性もあります。

その為には、治療を受ける段階で勉強して、良いインプラント治療を選択することが大事です。

私は勿論、殆どのインプラントをTLインプラントでしております。

多分ですが、どの部位でもTLインプラントで治すことに頑張ってる、かなり珍しいインプラント専門医だと思います。

私にご相談したい方は03-3775-0044にお電話にてご連絡下さい。

私のインプラント治療を受ける為に、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、国内では青森から沖縄まではるばる来られてるかたもいます。

その為の対応の仕方も確立しております。

TLインプラントで、腫れない痛くなく身体に優しい手術で直ぐに歯が入り、短期間で治る、のが当院の特徴です。

本当にインプラント治療でお悩みの方、ご連絡下さい。



審美抜歯即時荷重インプラント長期成果を最も安心安全なティシュレベルTLインプラントで出せます。

2021年01月16日 | 日々のインプラント臨床の話








もう12年になります。

抜歯即時荷重インプラントを審美的に治しています。

前歯の写真は今朝のモノです。

やったことは、抜歯して、病巣除去して、インプラント植立して、骨造成と仮歯付けるのを並行してやっただけです。

世界標準のインプラント治療では、口蓋の歯茎から歯肉を切り取り、このインプラントの周りに移植すると言う付加的手術を加えます。

が、それだと当然患者さんは、インプラントした所以外の傷口ができることになり、余計に痛むことになります。

私のやり方は異端で、我流と言われてしまうモノでした。

更に言えば、私のやり方は腫れたり痛んだりしない身体に優しい低侵襲な手術でやると言う所も世界最先端でした。

しかし、現在ではこのやり方がデュアルゾーンテクニックと命名されて、世界のトップであるニューヨーク大からのやり方として紹介されています。

ニューヨーク大から新しいやり方として命名され紹介されたのはこの2、3年です。

で、私のこの患者さんは12年。

私は、このやり方をもっと前から実はしてました。

なので、世界を10年先回りしてやっていた、と言うことになります。

更に言えば、私のやり方はティシュレベルTLインプラントを用いていること、が異質です。

他のやり方は殆どボーンレベルBLインプラントを使ってますので。

専門的になりますが、インプラントはTLインプラントの方が機械的強度も高く、心配されるインプラント周囲炎も起こしにくく安心安全と判明しています。

しかし、標準治療はBLインプラントが使われています。

その訳は、TLインプラントの方が難しいからです。

ニューヨーク大のデュアルゾーンテクニックでもTLインプラントは使われてません。

TLインプラントで、審美部位に抜歯即時荷重インプラントで安定的な成果を上げているのはかなり珍しいのです。

しかし、抜歯してインプラント植立して仮歯が初めからあって、長期的経過も良くて治るなら、患者さんには何よりなのではないでしょうか。

シンプルイズベスト、が患者さんの望まれることですよね。

10年以上前には、世界的にも誰もやらないやり方でしてのでかなり怪しい目で見られましたが、流れは変わって来ました。

即時荷重インプラントで21年前からやり始めてて、最近になってネットとかでも即日インプラントとかワンデイインプラントとか宣伝されてますね。

全部私の二番煎じです。

即時荷重インプラントも、2000何当時は気狂い扱いでしたから、同じことが審美抜歯即時荷重インプラント治療でも起きてる、と言うことでしょう。

私は本当に運が良かった、と言うことです。

良き恩師に恵まれて、始めから正解を教えていただけてそれを極めることに時間を使えました。

後から始めた方々が苦労する所とか、抜歯即時荷重インプラントのことは私は知り抜いてるので、業界のためにも正しい知識を広めよう、と思います。

有志の先生は、是非facebook動画とかをご覧下さい。