昨日も、抜歯即時荷重インプラント手術をさせていただきました。
いつものように無事腫れたり痛んだりさせない手術ができたようです。
患者さんは、ニコニコと楽しそうにお喋りされてました。
即時荷重インプラント手術成功の要諦は、植立を35N以上のしっかりとした力でできること、そしてペリオテスト値が+5以下であることです。
つまり、植立する時に写真のように植立トルク測定してやらなければなりません。
その上で、ペリオテスト測定器で測定して+5以下にできてることを確認しなければなりません。
この2条件ができていること、が即時荷重インプラントできるか否かのスタートになります。
2条件を達成できたらもうそれで全て解決かと言うと、それは間違いです。
所詮インプラントが骨にしっかりと捩じ込まれてるな過ぎませんから、それは言うなれば骨折して骨をボルトで留めてるのと変わらないのです。
幾ら手術した整形外科の先生が腕の良い方で、凄い手術を成功させてくれても、患者さんが問題がを起こすようなことをしてしまえば、骨折留めてるネジが緩んでしまい、骨の接合面がガタガタに成ってくっ付くことが難しくなるのです。
それと全く同じことが即時荷重インプラント治療でも起きます。
腫れてもいない痛くもない、何ともないからと言って、安静にしてなくて噛んで動かしてしまえば成功できなくなります。
我々医療人は一所懸命に皆さんに同じように手術をしますが、治すのは患者さんの身体であり、どれだけ気を付けるか、なのです。
そのことの詳しいノウハウは、個人的にしているインプラント寺子屋セミナーで解説してますので、ここでは述べません。
巷では、今でもインプラント手術して腫れて痛くてと泣きてる患者さんの声が聞かれます。
とても残念なことです。
そのような患者さんを泣かせる辛い思いをさせる手術をなくしたい、と私は切に願っています。
このような下顎のとても難しいと言われる親知らずの抜歯手術でも、腫れ痛みはないようにできますし、2週間後にはお口の中もこんなに綺麗に治ります。
手術のやり方次第、その先生の技術力次第なんです。
当院では、私の行う全ての手術に置いて、このような患者さんの身体に優しく方法でやること、を徹底しております。
低侵襲外科手術の松元教貢歯科医院です。
インプラント治療、親知らずの抜歯、歯周再生手術をお考えの方は、ご相談にお越し下さい。