昨日の80歳の患者さん、抜歯即時荷重インプラント手術させていただきました。
根管治療した歯がダメになり、患者さんの希望でしました。
年齢が年齢ですから、絶対に腫らしたり痛くて辛い、なんて思いはさせたくありません。
勿論、どんな患者さんでも、腫れない痛くないを望まれてるでしょうが、高齢の患者さんでは全身状態も心配ですから、なおさら腫らさない痛くしないが大事だと思うんです。
しかし、現実にインプラント手術後のお悩み相談で、腫れて痛い、大事なのか、これで良いのか、と不安な投稿が沢山あります。
術後の状態への説明が圧倒的に不足してる、と私は思います。
と言うか、残念ながら患者さんご自身が術後のことに余り関心を持たれてないで、実際に手術終わった後で大変だ、となられてるように見えます。
インプラント治療を受けるなら、手術、入るセラミックの仕上がりのことばかりでなく、術後の状態、経過、どう治るのか?に関心を持たれることを強くお勧めします。
そうじゃないから、一度インプラント手術を受けた患者さんは、もう二度としたくないとか、絶対に嫌だ、と思われてしまうのです。
私の患者さん達は、もう二度としたくない、とか言われません。
それは、手術後の経過で辛い思いさせてないからでしょう。
実際お恥ずかしい話ですが、何年か置きに歯を壊されてインプラントになられる患者さんが多いですが、皆さんインプラントに恐ろしいと言うイメージは持たれてません。
それ位私の手術後は身体が楽なんです。
今回の80歳の患者さんも、実は反対側にだいぶ前にインプラントしてます。
その時に辛い思いさせてたら、多分今回インプラント考えもされないと思います。
しかし、ご自分から歯が割れたりしててダメならインプラントですね、と言われてさせていただいたんです。
80歳でです。
これなら大丈夫、と安心されてる何よりの証拠だと思います。
当たり前のことですが、今後のインプラント治療は、腫れない痛くない辛くない、楽に感じられる治療であるべきです。
何故なら、今回の80歳の患者さんのように、お年を召されれば残念ながら歯を又失う現実が起こるからです。
その時に、歯抜けのままで我慢させるのは可哀想です。
なら、痛くない腫れない辛くない、楽に感じる治療こそ求められる姿だ、と明言します。
それを私は2003年からひたすら追求して来ました。
その成果がちゃんと出てるんです。
昨日今日始めた者ではない、と言うことをご理解下さい。
腫れない痛くない辛くない、始めから歯が入るインプラント治療は、本邦では私が始めた者です。
もう腫れて痛いインプラント治療の時代は終わりにしたいです。