星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

初秋の冬の星座     2024年9月12日

2024-09-12 22:53:52 | 星空

初秋というより、まだ盛夏と言えるほどの暑い日が続いていますが、明け方の空には、もう冬の星座が顔をみせています(2階のベランダから手持ちで撮影)

例年このあたりでは9月中旬の早朝は肌寒いのが普通ですが、今年はまだ暖かい、今日も昼間はまだミンミンゼミが鳴いていました。 暑くても残暑があっても、もう1か月もすると高い山での初雪の便りが届きます

DATA 2024/9/12 3h54m  SONY FE14mm F1.8(2.0)    α7sⅡ  ISO8000  1sec 

冬の星座は、一等星が多く賑やかですが、さらに木星と火星も加わっています

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真夏の天の川とペルセウス座流星   2024年8月14日

2024-08-14 02:23:55 | 星空

今年も既にお盆、月日の流れが早すぎですね。。

3日前の夜半、曇天から突然の快晴となったので急遽庭にカメラを持ちだして撮影した天の川です。とても分かりずらいのですが、写真左上に流星が写っていて放射点方向から8月12~13日にピークを迎えるペルセウス座群だと分かります(撮影したときには気付かなかった) ちなみに12日の夜は曇りで観望は困難でしたが、それでも雲間から1個明るい流星が見えました

DATA  2024/8/11  23h26m   SONY FE14mm F1.8(2.2) soft filter    α7s(HKIR)   ISO3200   EXP 15sec  wb 5000k    resolution  original→w1100 Bi-linear

下の写真は、同じ方向を24mmレンズで撮ったものです

DATA  2024/8/11  23h46m   Nikon 24mm F1.4(2.0) prosofton-clear    α7sⅡ   ISO5000   EXP 10sec  wb 5000k    resolution  original→w1100 Bi-linear

この写真の撮影に使ったカメラ α7sⅡは、露出4秒以上でいわゆる「星食い現象」と呼ばれる症状が出るとされていて、事実このカメラでも同様です。ただ私としては、星の色と背景に注意を払いナチュラルな感じに調整すれば、目視での天の川雰囲気は良く再現されているように思います

コメント (2)
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はくちょう座 網状星雲 / 黒点多数の太陽   2024年8月3日

2024-08-03 23:50:17 | 星空

久しぶりに快晴に恵まれた8月最初の日に撮影した、天頂を通過する旬のはくちょう座 網状星雲です

7月末からの1週間ほど、毎日猛烈な暑さで北信濃も例外ではありませんが、夜はぐっと涼しく(寒く)なりこの日の深夜は17度、半袖を着ていたら風邪をひくところでした

DATA 2024/08/01 24h22m - 25h35m    PROMINAR350mmF4  ASI294MC-Pro   cooling -7.8deg   gain 200  exp 60ec   Filter L-eXtreme  guide-scpoe 120mmF4  MM120   dark-flat  50pic stack   /  AZ-Gri    

機材はいつもと変わりありませんが、今回フィルタとして L-eXtremeを使用しました。 星雲用干渉系フィルタはいずれもお安くないものが多いのですが、このフィルタも同様、散々悩んた挙句今年の春購入してそのまま保管しておいたものが、今回出番となりました。

ステライメージ9でダーク・フラット補正後、50コマをスタックする方法としていますが、このフィルタ結構よく細部を捉えていると思います。それに予想していたより露出時間は短く、発色にも癖があまりなく扱いやすい感じです。 霞のない秋晴れの日ならさらによい結果になりそうです

撮影の時の様子、気温は昼間32度くらいまで上がっても、深夜は17度、草木は白く結露して葉を丸めて眠っています

赤道儀制御は、ZWO ASIAIRですが、赤道儀のキャリブレーションを覚えてくれたようで、ガイディングの際の星選択からガイド開始までかなり短時間で進んでくれました。 あと以前発生した冷却C-MOSカメラ(295MC-pro)の内部結露は、チャンバー内温度の低下上昇とも5度ずつゆっくりと変化させるようにしてからは発生しなくなりました。 確かASIAIR制御アプリでも、同様の操作を促す表示(英語)が出ていたと記憶しています

 

続いて太陽です

DATA   2024/08/02   8h54m    Exp auto    seestar50

網状星雲の撮影が終わって、眠りについたのが午前3時半、そして目覚めたあと撮影したのが太陽です。久しぶりに太陽を見ましたが、黒点が沢山あってびっくり

5月11日、大規模な太陽風により世界中でオーロラが見られましたが、もしかしたら再来の可能性ありでしょうか (磁気嵐による通信・電力インフラへのダメージは×)

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蛍、梅雨の星空  2024年7月7日

2024-07-07 23:41:07 | 星空

梅雨入りして以降、夜の気温が低い日が続いていたのですが、7月に入りようやく梅雨の夜らしく気温と湿度が上がり、蛍が見え始めました

上の写真は7月3日撮影、4K動画から3コマを比較明で合成しています。 この付近全体としてはおよそ50匹くらいでした。待っていた蛍の季節がやって来ましたが、シーズンはたいへん短くピークはほぼ一週間くらいだと思います。傍に寄ってみると懸命に飛んで光って、休んでまた飛んで、たいへん美しくけれどはかない。

ここは人が殆ど行かない里山の一部なのですが、こういう場所では、気が小さい私としては時として暗闇に潜む(かもしれない)化け物の類を想像することも無くはないですが、最近はそれよりも「」、ここは熊が出没した地域でもあり(勿論必ずいるわけではないが)十分な警戒が必要です。 幸い撮影に使っているカメラが超高感度のためゲインを上げると真昼のように見渡せるので安心感がありますが、物音や特に目がふたつ光る物(恐らくタヌキか猫)にはドキドキします

Data  SONY α7s2  + NIkon24mmF1.4    ISO102400  SS1/15sec

次の日も同じ場所で蛍を観望しましたが、その時撮った星空です

なにしろ梅雨の曇り空、しかも手持ちで「何とか撮りました」風の夏の大三角形です。 春の大曲線(北斗七星・アークトゥルス・スピカ)は既に西の空、 空の世界はすっかり真夏です。

今日7月7日は七夕ですが、昼間の猛暑晴天は去り、夜は曇り空で星空は×でした

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春から夏の銀河・星雲・星団・彗星 手軽撮影   2024年5月24日

2024-05-24 23:31:12 | 星空

少し前になってしまいましたが、連休中Seestarを使って撮影した天体です。 Seestarは赤道儀とは比べ物にならない手軽さで、春から夏の銀河などが次々と撮影出来てしまいます

春の代表的な銀河M81

銀河M51

ヘルクレス座 M13

アレイ状星雲M27

網状星雲の一部 NGC6992  ここまで写るのは驚き、しかも操作は全て自宅からタブレット端末でOK なんという手軽さ

紫金山・アトラス彗星 C2023 A3  今年10月に肉眼で観望可能と言われています

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