11月14日深夜に撮影した、静止衛星が沢山写っているオリオン大星雲の画像処理をしてみました。 衛星の光跡が残っていますが、あえてそのままにしてあります。
露出時間は、8秒、15秒、30秒で、計53コマをコンポジットしてから、トーンの加減を少しづつ繰り返しています。 中心部は非常に明るく、やはり飛んでしまっているので、次回はもっと短時間のコマを撮影して加えてみようと思います。 この星雲はご覧のようにとても綺麗で、これを写さないと冬を越せないほどですが、一方口径の大きな望遠鏡で直接見る姿は、色彩こそ写真には及びませんが、翼を広げて飛び立つ不死鳥のようで、たいへんに見事です。
2020年11月24日/ コンポジット後のFISフォーマット原画像に、マルチバンドシャープフィルタを施して全体のディティールをUPしてみました。
DATA 2020/11/14 25h55m - 26h30m JST Vixen R200SS + PH ( 760mm F3.8 ) SONY α7s(HKIR) ISO6400 8, 15, 30sec 53pic comp total 1061sec i-Optron45 guiding by M-GEN / Pross : Stera Image8 , PhotoShop etc.