これでもか、というほどの今シーズンの雪。しばらく前に「例年の2.2倍」とかニュースで流れたようですが、とてもそんなものじゃないですね。。
一昨日は、通勤に利用している北しなの線の豊野以北が夕方以降全面運休となってしまい、やむを得ず長野駅から約30キロ北の自宅までタクシーで帰宅する羽目に。途中からは冬季割り増しとなるので、一万三千円もかかってしまいました、が、乗った車の運転手さん、前が見えないほど吹雪いている積雪道路で、通常なら運転が難しいFRのクラウンを巧みに操って難なく到着。 流石プロドライバーと感心しました。 と、翌日もまた雪。幸い在宅勤務でしたが、仕事の合間に朝昼そして夜と除雪作業でクタクタ。 しかし今日やっと晴れました。 太平洋側では、冬は晴れているのが当たり前ですが、北信濃では晴天が珍しく嬉しい。 ああ、このまま春になってほしい、というのが本音です。
家の裏です。春から秋まで、ここでミニトマトやセロリを育てていたのが幻のようです。。左側は除雪機で積み上げに積み上げた雪の山で、高さ5メートルを超えていて、そろそろ除雪機のシュータで届かないほどになってしまっています。
今日の早朝、外気温はマイナス19.9度に達しました。 ここ数年(多分十年以上)の最低気温です。 20度まで、0.1度少なかったのは、神様の慈悲でしょうか。酷寒で一番怖いのは、給湯器や水道の凍結なので、毎晩ヒーターが作動しているかの確認は欠かせません。
天体観測機器を保管してある庭の物置(雪の通路の先にある小屋)もこの状態。戸を開けることもできず、中はどうなっていることやら。手前の物干し台もそろそろ埋まりそうです。
普段は車で庭まで来れますが、今は人が通るのがやっとです。桜の木も埋まっています。
この桜に、シジュウカラたち用にエサ入れを取り付けてみました。 もともと秋収穫した茎のついたままのひまわりを何本か桜の木に立てかけておいたら、彼らが来て食べていたので、それを見守っていたのですが、この豪雪ですべて雪の下になってしまい、それでも通ってくるのを見かねてひまわりの種を入れてあげることにしました。
エサ入れといっても、ザルと手作りのおもりだけ。雪が降るので一晩でかき氷状態です。 毎日のケアは出来ないですが、時々雪を払って種を少し入れてあげます。 シジュウカラはその様子をよく観察していて、すぐにサアッと飛んできます。
シジュウカラにつれらて(呼ばれて)ヤマガラもやってきます。ヤマガラの方が体が少し大きいので、シジュウカラは多少遠慮しているようですが、互いに喧嘩したりはしません。
雪の上に落ちた種を拾う子も
種をくわえると、さっと近くの枝に飛んで行って、足で種を押さえながらコンコンとつついて食べています。 食べながも周りへの警戒を怠りません。シジュウカラもヤマガラも、1羽でいることはあまりなく、必ずと言っていいほど仲間を呼んで食べていますが、多勢でいれば天敵の存在をいち早く知ることが出来るからですね。