昨日午前、カンボジアから戻りました。シェムリアップから途中ハノイで乗り換え成田へ、そして電車を乗り継ぎ長野駅に着いて降り立った途端、「うっ、寒い!」、熱帯と晩秋を迎える北信濃の気候差は相当でした。
荷物の片づけもままならないうちですが、夕方晴れたので自宅2階の出窓にポータブル赤道儀を据えてC2023A3を撮ってみました。(さすがに外出・遠征は体調を崩す可能性があり自粛)
前回撮影した10月13日よりも明るさは落ちてきているように感じたけれど、西の空で十分な高度となり、太陽が沈むのを待っていられる余裕もあって立派な細長い尾をたなびかせている様子を観察できます。この写真の対角方向画角約24度との比較で、撮影できている範囲での尾の長さは推定18度くらいでしょうか。夕方まだ薄明が残る空で肉眼での確認もできました
DATA 2024/10/20 18h50m Canon EF100mmF2.8(3.5) Sony α7s 15sec ISO2000 EQ:Vixen POLARIE
撮影の様子です ↓
以下10月15日夕方、カンボジアへの出発前日、成田空港展望デッキから撮影した彗星です。空港のまばゆい明るさの中で上手く撮れるか自信は無かったのですが、スマホで何とか捉えました
DATA 2024/10/15 18h09m Pixcel7 F1.8 1.4sec ISO530 星空モード
人類が創造した最高傑作の機器、航空機よりも遥かに高速の自由落下で宇宙を飛行する、二度と逢うことのない彗星にエールを送りたくなりました