南西の夜空を静かに進んでいく、真夏の銀河です。 ひと際明るい星は木星、その斜め左上が土星です。2つの中間付近に冥王星があるはずですが、とても暗いため見ることも写すこともかないません。。 木星の下側にいくつかの星がありますが、いて座の南斗六星です。 いて座の矢が狙っているさそりは、もう山の向こうに逃げて行って(沈んで)しまいました。 写真の真ん中より少し上にある明るい星はわし座のアルタイル(彦星)です。 この写真を撮影した場所では、5か月前の3月には冬の王者オリオン座が沈んで行きました。 そしてその1週間後には雪がまだ舞う中、何とツバメが飛来し、その後2組のつがいが合わせて10羽のヒナを育て、その子たちも既に2週間前に飛んで行きました。 過ぎてみれば時の移ろいのなんと早いことでしょうか。
DATA 2020/08/18 22h25m JST PENTAX16-85mm F3.5-4.5(16mmF3.5) SOFTON-A KP 40sec ISO3200 O-GPS1