ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

2008年3月8日 THE IMPOSSIBLE DREAM

2008-03-09 23:13:38 | Weblog
 今日も天竜に来てしまいました。確率はだいぶ低くなりますが大きいやつがまだいます。解禁から1週間です。餌釣りにもだいぶ渋くなりました。ぜんぜん釣れていません。10時に中島に着いて、魚を揚げるのを見たのは一度だけ。60センチぐらい、それもフライマンでした。餌釣りのアドバンテージはもうありません。浮き釣りの人はどんどんいなくなります。
 昼食時に山田さん登場。午前中は気田川を試してきたそうだ。水が少なくて釣りにならないそうです。
 午後になってもいっこうに活性は上がらない。頭に来てドライを試してみるが反応はない。ドライにでかいやつが来れば面白いのになー。もう少し暖かくならないと無理だろうなー。このキタナイ濁りがあるうちはだめだろうなー。
 3時ごろには日が翳り寒くなってきたので皆さん撤収。私はガッサラに移動。竿抜けの浅瀬で小さいのを一つ掛けて、ほっと一息。少し早いが本日はこれまで。
 解禁から一週間でだいぶ魚が抜かれましたが、中島のプールにはまだ魚がいます。フライもルアーも餌もどれが良く釣れると言うものはもうありません。どれもあまり釣れません。
 今シーズンの天竜はもう終わりにします。これから仕事が忙しくなるのでこのブログも次のシーズンまで休止になります。私の仕事のシーズンオフと天竜のC&Rシーズンがちょうどぴったりなのです。
 

 

 
 

 
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2008年3月1日 豪快で最強のリーサルウェポン

2008-03-02 01:56:48 | Weblog
今日も天竜である。理由は簡単だ。そこに魚がいるから。
私は長いこと渓流釣りをやってきたが日本の渓流釣りは面白くない。まず魚がいない。いたところで40センチにも満たない魚では掛けてからのやり取りのハラハラドキドキの感動は無い。天龍通いをするうちに40センチ以下の魚では感動を得られなくなってしまった。
鮎釣と中島の瀬を流すが釣れたのはようやく20センチの幼魚紋の残るニジマス1尾のみだ。やはり幼魚紋の無いやつを釣りたい。
私の課題は中島のプールで粘れないことだ。プールで釣るにしても次々と場所を変えてしまい一か所に落ち着くことが無い。パチンコの負けパターンと一緒だ。
餌釣りの人たちが次々と大物を掛けている。あれほど渋かった中島のプールがうそのよう。何だ魚はちゃんといるじゃん。9メートルの長竿がきれいに満月を描く。リールのついている人もいればただの延べ竿の人もいる。リールを付けた人は浮きつりで延べ竿の人は浮きを付けない脈つりである。浮き釣りはやはり待ちの釣りで、放り込んでほっとけばよい。中には複数の竿を立てて自分は離れて見ているだけの人もいる。でも攻撃的なのはいわゆる本流つりで、浮きが無いので深さは流れに合わせてその場その場で変えることができ、底を取りながら釣ることのできるまさに最強のリーサルウェポンともいえる釣りだ。
第一プールの絞込みで絡んだ糸をほどいているとやけに水音がする。ふと対岸を見ると本流釣りの人が大物と格闘中だった。あんな延べ竿であれだけの物が上がるものかと思ってみていたが、割と簡単に浅瀬に誘導した。その魚の長さと太さに驚いた。まるで丸太が転がっているのかと思うほどで、両手を広げて魚を取り込んでいたが、70オーバーは確実だ、いや80あったかもしれない。
豪快というほか無い。ただただ豪快。力と力の真っ向勝負。本流竿の進歩には目を見張るものがあるが、こんな魚の釣れるフィールドがこの国にはそうざらには無い。渓流解禁の日に天竜川の中島で餌釣りをする気持ちがわかった気がする。
そこにでかい魚がいるからだ。幼魚紋のついたは魚はいらない。
餌釣りの人たちでも粘って釣っている。本物の餌だから粘れるのか、釣れるから粘れるのか。フライだって粘れば釣れるはずだ。今度は中島で杭になってみよう。










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