ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

2014年11月30日 天竜川の遊び方

2014-12-01 03:15:56 | Weblog
朝一、中島の左岸駐車場に着くと杉さんの車が止まっている。隣に止めて少し仮眠を取る。風が吹き荒れている。

まずは左岸の第一プール下流だ。いつものお気に入りの場所だが当たりはでない。
やっぱり昨日釣れた第二プール最下流に行ってしまう。放流直後魚の付く場所は決まっているようだ。昨日の場所が空いていた。何といってもいい場所に入ることが重要だ。

手堅く一尾目を釣る。20センチにも満たない目刺しサイズだ。そして2尾め、
きれいなパーマークで山女魚を釣ってしまったと思った。ヒレに斑点があるので
ニジマスだろう。小さすぎて掛けてもテンションを保つのが難しい。バーブレスフックだからバラシが多い。5尾まで釣って当たりがなくなったので、右岸に移動する。

右岸第二プール最下流から徐々に上がっていく。朝一、中央の大岩にいたSZKさんが第二プールの最上流でリトリーブをしていたが私が右岸に渡ったときには
もういなくなっていた。あまり釣れていない様子だ。

第二プールの真ん中に行くと、すぐ上の人が大物をヒット。私のところに魚が逃げてくる。大きい。このサイズの魚とのやりとりが天竜川の醍醐味だ。このサイズが釣れるから天竜に通ってしまうのだ。私は釣りを止めてしばらく見ていたら、上の人がたもを貸してくれという。たもを渡すと無事にネットイン。
サイズを手で図ると65センチだという。ちょっと尻尾が欠けていて残念だが、幅広できれいな魚である。

話をすると同じ島田市の人だという。SZKさんとも知り合いだという。さらに聞いていくとN師匠やO村さん、ジュネスの高橋さんを知っているという。
ひょっとして「山田さん?」と聞くとそうだという。久しぶりだったので気付かなかったが、ウェットの釣りのスタイルや、キャストの美しさは山田さんに
相違ない。

山田さんによると今シーズンは魚のサイズが良いという。初日から70センチが出て、3回来て50以上をもう10本以上あげているという。やっぱりウェットの釣りは大物向きのようだ、私もウェットをやってみたくなった。

山田さんと並んで釣る。第二プールの真ん中で当たりが出る。2つポンポンと釣ると、山田さんから「気持ちいいねー」と声が掛かる。狙ったところで釣れたので気分はよいが私のはサイズがもうすこしだ。何とか5尾まで釣ってお昼にする。これでつは抜けた。でも天竜サイズではない。

左岸に戻り、杉さんとお昼をとる。SZKさんは車の中で不貞寝をしていた。私も少し昼寝をする。

午後は左岸第一プール下流を釣るが当たりはでない。第一プールの真ん中でダブルハンドの人がいる所だけ釣れている。魚があそこの沖に固まっているようだ。上に10メートル、下に10メートル離れるともうダメだ。当たりが出ない。SZKさんも苦戦している。ここで久しぶりの岡さんに挨拶する。岡さんはベテランなのでポツリポツリと釣っているが、「厳しいね」のひと言。

私は右岸にいくことにした。まずは第一プールと第二プールの接続部分。あたりはでない。少しさがっていくといつのまにか山田さんと並んで釣ることになった。当たりが出始めた。二つばらしたあと、大物の当たり。やったねと思ったときラインブレークだ。ドボーンという腹に響く音に山田さんから「おお、今のはでかいな」と声が掛かる。ティペットの点検を怠った。キャストが下手だとテイリングして後ろの地面に当たったり、ウィンドノットができやすい。
だから大物を釣りたければティペットの点検、交換はこまめにしなければダメだ。だめよ、だめだめ!である。

もう一尾良いサイズを掛けてばらしてしまったので戦意喪失で止めて帰ることにした。
山田さんはよく走る50台を追加していた。今シーズンは面白いという。4番のシングルハンドに7番のフローティングラインでシューティングヘッドにしてモノフィラのランニングラインはインターミディエイトだ。竿を振らしてもらったが軽くてとても振りやすい。シングルハンドスペイも楽々である。

大物をばらしてばかりであるが、当たりが出せるようになったことは収穫である。特に常連に散々叩かれた日曜日の午後に当たりが出せたことはこれでようやく天竜川で遊ぶことができるようになった証である。

私の今シーズンの天竜川は今日で多分終わりである。その最後の日を山田さんと一緒に遊ぶことができたことはこれからに繋がっていく気がする。

今シーズンの天竜はいいです。皆さん、存分に楽しんでください。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする