駒出池キャンプ場と八千穂レイクのニジマスたち
500円で生ビールが3杯飲めるという佐久穂町主催の「火祭り」に参加するために、八千穂高原の駒出池キャンプ場に行ってきました。着いたときにはすでに雨、雨だが雨天決行だそうでたいへん結構です。国道52号を昼間走るのはかったるいので、今年は浜松回り、新野峠を越えて伊那谷をさかのぼり、高遠を経由して茅野に至り、メルヘン街道に入り、標高2100メートルの麦草峠を越え,なんと8時間半もかかってやってきました。
火祭りが終わってからは土砂降りで、背筋ががたがたするほど寒い。昨年の北海道での疲労凍死がよく理解できました。テントの中も浸水で、乾いたところを探して寝ました。
朝には雨も小降りになり、8時半に受付を済ませ、お気に入りのウェイディングゾーンに入ります。ここは流れ込みになっていて魚の付き場になっています。まずはドライで、8番のフックにオレンジのマイクロファイバーを付け,ウレタンフォームを浮力材にしたどでかいフライが今回の目玉です。これなら15メートルぐらい飛ばしても、くっきりはっきり見えます。もう、1投目から当たりがでます。うれしいねー。50台の鼻曲がりのオスです。久しぶりに鱒の引きを味わいつつのやり取りがたまりません。ここは比較的浅瀬になっていて、ところどころに岩が沈んでいます。鱒が走りたいだけ走らせるとこの岩に引っ掛かって、ぷっつんとなってしまいます。この湖に来初めて4年目ともなると、さすがに落ち着いてやり取りできますねー。しかしこの緊張感がいいのです。
ドライで3尾ほど掛けただけだが、すぐに見切られるようになって、当たりがあってもすっぽぬけることが多くなった。つまり空振りである。さらに、問題発生。霧が深くなって、10メートル以上先は見えなくなってしまった。そこでLTMに代えました。赤いどでかいマーカーならば10メートル以上でもなんとかみえます。やはりLTMの威力はどこでも通用することが、今回証明されました。たった4本しかLTMを巻いてこなかったことを後悔してしまいました。しかし今までそのパワーとファイトと走りに圧倒され手にすることができなかった60クラスが取れたのがうれしいです。このクラスがジャンプすると音がすごいです。
午前中、二時間ほどは流れ込みを独り占めできたので、当たりもたくさん出て楽しかったです。その後、両脇に他の釣り人が入り、場所が限定されてしまうと釣り辛くなってしまいました。
午後は、バラシやラインブレークが多く、当たりの割には釣果は伸びません。霧でマーカーが見えなくなっているときに向こう合わせで魚が食いつき、走り始めている時にびっくり合わせをしてしまうことが何度かありました。そんなときは決まってプッツンです。
午前5尾の午後4尾、つ抜けを目指してがんばりましたが、もう一つが取れませんでした。印象に残ったバラシをひとつ。掛けた後しばらく首振り、大きいことがわかる。そしてこちらにむかってダッシュです、テンションが何もなくなったのでバレタと思いましたが、私の脇を通り越して7メートルほど行ったところでまたテンションが回復しました。ラインの回収がようやく間に合ったというところです。あれだけ走ったのだからと無理やり寄せにかかり、たもまで50センチというところでラインブレークしてしまいました。たもの柄がもう50センチ長ければ取れていたはずです。たもの柄の長さをサミーさん並みにすべきことを痛感しました。
管理釣り場とはいえ、このクラスの鱒を9尾釣れば満足です。バラシも同じくらいありましたので、1時間に2回以上の当たりがあったので存分に楽しめました。八千穂レイクのいいところは「釣れ過ぎない」、どちらかといえば「釣るのがむずかしい」ところがいいのです。中にはボウズで帰る人もいるそうです。また、釣れてくる鱒のコンディションがいいのも魅力です。ニジマスが大好きな私はやっぱり、ここに来てよかったと、釣れれば釣れたでまた行きたくなってしまいます。
使用タックル
ロッド cabela's LST 11'6" #8
リール 3M システム2 #8/9
ライン バリバス ロングテイルスペイライン #8
ティップ フローティング
ティペット クレハ グランドマックスfx 1号
フライ ドライ #8
LTM #8
500円で生ビールが3杯飲めるという佐久穂町主催の「火祭り」に参加するために、八千穂高原の駒出池キャンプ場に行ってきました。着いたときにはすでに雨、雨だが雨天決行だそうでたいへん結構です。国道52号を昼間走るのはかったるいので、今年は浜松回り、新野峠を越えて伊那谷をさかのぼり、高遠を経由して茅野に至り、メルヘン街道に入り、標高2100メートルの麦草峠を越え,なんと8時間半もかかってやってきました。
火祭りが終わってからは土砂降りで、背筋ががたがたするほど寒い。昨年の北海道での疲労凍死がよく理解できました。テントの中も浸水で、乾いたところを探して寝ました。
朝には雨も小降りになり、8時半に受付を済ませ、お気に入りのウェイディングゾーンに入ります。ここは流れ込みになっていて魚の付き場になっています。まずはドライで、8番のフックにオレンジのマイクロファイバーを付け,ウレタンフォームを浮力材にしたどでかいフライが今回の目玉です。これなら15メートルぐらい飛ばしても、くっきりはっきり見えます。もう、1投目から当たりがでます。うれしいねー。50台の鼻曲がりのオスです。久しぶりに鱒の引きを味わいつつのやり取りがたまりません。ここは比較的浅瀬になっていて、ところどころに岩が沈んでいます。鱒が走りたいだけ走らせるとこの岩に引っ掛かって、ぷっつんとなってしまいます。この湖に来初めて4年目ともなると、さすがに落ち着いてやり取りできますねー。しかしこの緊張感がいいのです。
ドライで3尾ほど掛けただけだが、すぐに見切られるようになって、当たりがあってもすっぽぬけることが多くなった。つまり空振りである。さらに、問題発生。霧が深くなって、10メートル以上先は見えなくなってしまった。そこでLTMに代えました。赤いどでかいマーカーならば10メートル以上でもなんとかみえます。やはりLTMの威力はどこでも通用することが、今回証明されました。たった4本しかLTMを巻いてこなかったことを後悔してしまいました。しかし今までそのパワーとファイトと走りに圧倒され手にすることができなかった60クラスが取れたのがうれしいです。このクラスがジャンプすると音がすごいです。
午前中、二時間ほどは流れ込みを独り占めできたので、当たりもたくさん出て楽しかったです。その後、両脇に他の釣り人が入り、場所が限定されてしまうと釣り辛くなってしまいました。
午後は、バラシやラインブレークが多く、当たりの割には釣果は伸びません。霧でマーカーが見えなくなっているときに向こう合わせで魚が食いつき、走り始めている時にびっくり合わせをしてしまうことが何度かありました。そんなときは決まってプッツンです。
午前5尾の午後4尾、つ抜けを目指してがんばりましたが、もう一つが取れませんでした。印象に残ったバラシをひとつ。掛けた後しばらく首振り、大きいことがわかる。そしてこちらにむかってダッシュです、テンションが何もなくなったのでバレタと思いましたが、私の脇を通り越して7メートルほど行ったところでまたテンションが回復しました。ラインの回収がようやく間に合ったというところです。あれだけ走ったのだからと無理やり寄せにかかり、たもまで50センチというところでラインブレークしてしまいました。たもの柄がもう50センチ長ければ取れていたはずです。たもの柄の長さをサミーさん並みにすべきことを痛感しました。
管理釣り場とはいえ、このクラスの鱒を9尾釣れば満足です。バラシも同じくらいありましたので、1時間に2回以上の当たりがあったので存分に楽しめました。八千穂レイクのいいところは「釣れ過ぎない」、どちらかといえば「釣るのがむずかしい」ところがいいのです。中にはボウズで帰る人もいるそうです。また、釣れてくる鱒のコンディションがいいのも魅力です。ニジマスが大好きな私はやっぱり、ここに来てよかったと、釣れれば釣れたでまた行きたくなってしまいます。
使用タックル
ロッド cabela's LST 11'6" #8
リール 3M システム2 #8/9
ライン バリバス ロングテイルスペイライン #8
ティップ フローティング
ティペット クレハ グランドマックスfx 1号
フライ ドライ #8
LTM #8