ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

今シーズンを振り返って

2011-02-28 22:04:41 | Weblog


今シーズンは、そうそうにガッサラで釣が出来なくなり、中島オンリーで修行に励んだ。

 そのために私がしたのはまず瀬の釣りを封印すること。瀬の釣が大好きな私が瀬の釣りを止め、止水域(中島には本当の止水域はないが・・・)でのルースニングを極めることにしたのだ。当然、アウトリガーの釣も封印した。今では流れの早いところや流れの複雑なところを嫌って、流れが緩やかでいかにもニジマスが付きそうな所を選んで流すようになった。
それにはなんといっても絶好のお手本、サミーさんの影響が大きい。サミーさんが釣る場所を真似、フライを真似、マーカーも真似て、タナも真似た。本人がほとんど公開しているのでだれでもまねできるのだが、その効果は絶大であったと思う。

 とにかく良型に出会う機会が増えた。取り込んだ数よりばらした数のほうが多いのは別の問題であるが、天竜川で少しは遊べるようになった。当りもなしの坊主というものがなくなった。

 放流直後だけでなく、誰の竿もほとんど曲がらないような厳しい日に当たりが出るようになった。むしろ、そんな日のほうが面白いと感じられるようになった。今では放流直後は、人が多すぎて入る場所が無くてかえって釣れないと感じている。放流直後は敬遠したいとさえ思っている。

 来シーズンの課題は、なんと言ってもラインブレーク。岡さんにも「もったいない」と言われたけど、確かにもったいないバラシが多すぎる。サミーさんは魚を掛けるのも上手いが取り込むのはさらにうまい。0.8号で強引とさえ思えるのだが、リールファイトはせず、ラインを手繰ってあっという間にネットに入れてしまう。この真似はとうてい出来そうも無い。
 
 天竜での当りは一日に一度あるかどうかという日が多い。その当りを確実にものにしていきたいと思う。まずは、慌てない練習からしなくてはいけない。何事もこれに尽きる。
緊張はしてもパニックを起こさない良い方法はあるかな?

 
 来シースンの目標は「天竜を遊ぶ」である。お仲間も増えて実に楽しみである。

 

 


 
 

 
 
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2011年2月27日 当れば良型、これぞ天竜!!

2011-02-27 21:20:38 | Weblog
 今シーズン最後の締めくくりに出かけてまいりました。
目が覚めたのは3時半、4時に起き上がって、家を出たのが5時15分。途中,コンビニにより、中島左岸駐車場着が6時45分。この時間でもう右岸のポイントはほぼ埋まっていた。

 左岸のお気に入りの場所から始める。しばらくして右岸にサミーさんが到着し釣り始めたと思ったら,すぐに良型を取り込んでいた。唖然としか言いようがない。
 その後私にもヒット。確かにがっちりと合わせたはずなのにラインはどんどんテンションを失っている。魚が手前に向かって突っ込んできているのだ。ここであわててしまった。急いで後ろに駆け上がりラインのテンションを保とうとした。そのときに魚はジャンプ。なかなかの良型だ。しかしあろうことかたるんだラインが竿に絡まり、ラインは流れず、魚は走り続け当然の帰結はラインブレーク。ブチッとな。おしまい・・・。いかに張り替えたばかりの1号のティペットとはいえ、弾性を失った竿はただの棒切れと同じ。毛鉤のアイのところで切れていました。フッキングはしっかりとしていたのだから、慌てずにラインを手繰っていればよかったのだ。

 いちさんが右岸に現われたと思ったら、左岸には杉さんが登場。あとは岡さんだがとりあえず、全員集合としておきましょう。でも今日の天竜は手強い。皆さん大苦戦。なかなか当たりが出ない。釣っていたのはサミー名人と新顔の外人さんぐらいか。

 いちさん、杉さんを誘ってお昼にする。その後、グランド下にいたサミーさんも合流する。早咲きの桜が5分咲き以上になっている。

 昼食後、あちこちを転々と移動するが、まったく当たりが出ない。午後は風もやみ。あたたかだったので身体には楽だ。久しぶりに第一プール中央のお立ち台に乗る。しかし、当たりは出ない。杉さんが帰り。いちさんが帰り。サミーさんは帰る前に私のすぐ後ろで良型を掛け取り込んでいた。何しろ今日は当ればでかい。この場所で、サミーさんが取り込むのを今日は2回見てしまった。名人の格の違いを思い知らされました。

 私が左岸に再移動したときにサミーさんが帰っていった。4時を回ったのだろう。中島もがらがらで釣り放題になった。それを待っていたかのように、右岸で釣り始めたフライマンがすぐにヒット、こいつは良型だ。かなり走り回り5分以上かけてようやく取り込む。遠投はしない。竿二本ぶんぐらいのところにマーカーが浮いている。最上流に移動してまたヒット。とにかく当ればでかい。こんども5分以上かけて取り込む。小気味のいいというか、小憎らしいと言うか、みんなが大苦戦しているこんな日に入れ食いだ。それをみていたSZKさんはいたたまれないだろう。
 
 半分以上帰るつもりだった私もまたやる気を出して、朝ヒットしたところにフロスファーを放り込んだ。するとどうだ.当たりが出た。こいつも良型だ。最初の首振りはしのいだものの、走り始めたところでプッツン。また、ラインブレーク。ガン玉をかませたところで切れていた。
 
 まったく、当たりの出ないとしか思えなかったプールが一転するから天竜はわからない。99パーセントぐらいあきらめていた当たりが出せただけでとてもうれしい。ファイトも取り込みもできなかったけれど、これは来シーズンにつながるだろう。

 今日は写真はありません。残念。

 
 
 

 
 





 
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2011年2月26日 ぽかぽか陽気の天竜

2011-02-26 20:24:17 | Weblog
 
 先週、遣り残した畑仕事を朝から片付けて、家を出たのが10時50分。花粉対策をして、一路天竜へ。中島左岸駐車場到着、12時15分。駐車場の早咲きの桜がちらほらとほころんでいる。途中のコンビニで買ったおにぎりを食べ、少しまったりとしてから出陣です。

 左岸のお気に入りの場所から始める。始めて30分くらいで当たり。重いだけで走らない。走らないが重い。55センチでした。脱ボ+ノルマ達成。」


その後はほとんど当たりが出ない。対岸にはno futureさんが姿を現し、久しぶりの杉さんにご挨拶。写真は時報前のno futureさんの勇姿。


当たりが出ないまま5時の時報でした。半日があっという間でした。






 
 


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2011年2月11日 中島は一人で釣るには広すぎます

2011-02-11 21:14:10 | Weblog
 降雪予報が出ている中での出撃。私の予想では雪は降らない。と言うことで一路天竜へ。
中島右岸駐車場着、9時45分。車は二台だけ、そのオーナー二人はサミーさんといちさん。
 下をのぞくと、いるのは二人だけ。左岸には誰もいない。天竜でも一二を争う釣り○○のお二人ですから当然と言えば当然かも。


 下におりていちさんにご挨拶。まだ、ノ-バイトだという。当たりが何もないということだ。サミーさんは50台を一つ取ったという。さすがは名人。



 先週、爆釣していた第二プール流れ出しに入るが無反応。こんなはずではなかったのだが・・・。だんだんと下に移動する。真ん中のお立ち台に立ち、良型を掛ける。よく首を振る魚だ。あまり走りはしないが、首振りに力がある。手繰って手繰って巻いて巻いて。首をふりながら走りそうになるのでラインを緩める。楽しー、と思ったらばれてしまった。返ってきたティペットの先はくるくるとカールしていた。結び目がほどけたのだ。クリンチノットを充分に締めこまずに、あまったラインをちょっと切り過ぎたと思ったが、やっぱり切り過ぎたのだ。残念。

 雪が次第に激しくなったところで、いちさんが帰っていった。サミーさんが付き合ってくれたのでお昼の時報までもったが、一人だったら止めて帰っていたかもしれない。手が冷たくて痛いくらいだった。

 サミーさんはやすらぎの湯へ、私は左岸駐車場で昼食にする。一時前に釣りを再開する。午後は次第にやさしい雨になった。これは予想通りだが、当たりが何も出ないのは予想していなかった。場所を転々と移動する。そのたびに根掛かりでLTMを失ってしまう。あっという間に16時である。
 いつのまにか対岸にルアーマンが一人入っていた。


 納得しました。中島は一人で釣るには広すぎます。やはり、一つの場所で粘ったほうが成績がいいです。場所を転々と移動しては駄目です。風が無かったので5時まで頑張ったがあたりありませんでした。でも、今日のボウズはきっといつの日にかに生かされるでしょう。




 

  

 

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2011年2月5日 一歩前へ

2011-02-05 21:07:38 | Weblog
 朝、8時に出ようとしたら、妻から灯油がなくなちゃったから買ってきてとのお言葉。これは点数を稼ぐチャンスとばかりに一路セルフスタンドに。用を済ませさえすれば送り出すときの声のトーンも違うと言うもの。結局9時前に一路天竜へ。

 中島到着、10時15分。それから支度して釣り始めは10時半を回っていたと思う。第二プール最下流にサミーさん、そこから一人置いて上流にno future iwa さんの姿が見えた。サミー氏はしばらくして第一プールへと移動していった。
 
 私は左岸から第一級ポイントを目掛けてマーカーを飛ばす。そして流れに乗せてフルライン近くまで毛鉤を送り込む。出た。ちょうど、no future iwaさんの正面あたりだ。ジャンプをしてから走り出した。手繰って手繰って、巻いて巻いてなかなか元気がよろしい。やはり走る魚は楽しい。また、ジャンプ。周りは岩だらけなのではらはらドキドキである。でも、走った分だけ息切れしたみたいだ。寄せてからはすんなり御用となった。54センチでした。


 対岸の一人だけが入れ食い状態だ。右岸第二プール流れ出しの一級ポイントだ。私は左岸からだんだん、そのポイントに一歩前にが二歩三歩となり、相手のマーカーよりその人側にマーカーを飛ばしていた。どこを流せば釣れるかがわかっているだけに辛い。あとで昼食のときに、サミーさんからきつくお叱りを受けてしまった。トラブルになるようなことはするなと。釣りたい気持ちが勝ちすぎて相手の流すレーンの内側を平気で流していたのを見咎められたのだ。また、流れに乗せてフルラインを流すのはルアーの人の反感を買うから止めたほうがいいと怒られてしまった。
 サミーさん、ノー天気な親父に説教をしてくださってありがとうございます。以後気をつけます。
 私のフライの師匠からも、釣りたい気持ちが強すぎてキャストがいい加減すぎるといつも怒られています。キャストのトラブルは自分に返ってくるので仕方ありませんが、他の人ともめごとを起こすのはできれば避けたいところです。鮎釣ではポイントが狭いために飯田のルアーマン親子と一騒動起こしたことがあります。

 午前中はあと一尾掛けたが、手繰ってくる道中が長すぎてばらし。フルラインを手繰るのはたいへんです。

 サミーさん、no future iwa さんと昼食をとる。暖かいと言うより暑いくらいだった。

午後は、第一プールのお気に入りの場所。小物を2尾釣る。一尾バラシ。サミーさんが右岸に現われた。とりあえず一尾釣りたいと言っていたが、その一尾が58センチとは大きすぎませんか。


 その後、私にも当たり。こっちに突っ込んでくる。大急ぎでラインを巻き取るが、巻ききらないうちに猛ダッシュ。走る走る。おかげでラインを巻きとった以上にラインが出てリールファイトがやり易くなった。でもなんか変だ。やっぱり、スレ掛かりだった。胸鰭に掛かっていました。でも、すごい走ってくれてとても楽しめました。なんだか、やり取りのコツが見えてきました。今シーズン一番の引きでした。スレのノーカウントの魚が最大だと嫌だなと思いつつ計測する。54センチ、午前中の魚と長さは同じでした。スリムな体型のくせに引きは強かったです。



 no future iwaさんが一尾取り込んだのを見届けてから鮎釣へ偵察に。
 ガッサラは怒涛の激流で手の付けようが無く、その上のプールも流れが速すぎてルースニングには向きません。橋の下は第二放水口からの音が腹に響いて、気持ちよく釣が出来る場所ではありません。釣るならやはり、グラウンド下あたりまででしょう。

 中島で釣れるから鮎釣に来なくてもいいじゃん、と言う気になりました。

ロッド   シマノ フリーストーンFV 9’#6
リール   3M システム2 #5/6
ライン   WF6F
ティペット グランドマックスFX 1号
フライ   LTM
フック   マルト i77bl #10


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