管理釣り場とはいえ標高1500メートルの八千穂レイクでは、突然の土砂降りに要注意です。今回は最初の日と三日目に降られました。黒い雲が出て来て雨が落ちてきたなと思ったらもう遅い、あっという間にたたきつけるほどの大雨です。カッパがないとびしょ濡れになってしまう可能性が高いです。そうなると着替えをしないと寒くていられません。カッパがあれば、雨だけならば釣りを続けることは可能です。雷が鳴ったり、突風が吹いたら逃げるが勝ちだと思います。私は合羽を着て傘をさして釣ります。
さて、今回の釣果は7、4、6、1です。ほとんどがウキ釣りですが、BLで3尾、サイトで1尾取りました。このほかにバラシとスレ掛かりで釣った数と同じくらいの数になります。なにも当たりの出ない厳しい時間帯もありましたが、終わってみれば結構遊べたのではないかと思います。もちろんペレットタイムの釣果は抜きです。残念なのはリトリーブでの釣果がないことです。底べったりのリトリーブでは当たりすらなく、最近始めた表層のリトリーブでは一度だけこつんと当たりました。桟橋からのリトリーブで釣れている人はほとんどいなかったと思います。ウェーディングエリアでは引っ張りで釣っているので腕の違いかもしれません。かと思うとルアーマンが結構簡単に釣っていたりします。桟橋からのリトリーブに悶絶しながら、釣り方を見つけていくしかなさそうです。
今回試しにサイトフィッシングをしてみました。桟橋の足元には大きな魚がうようよと泳いでいて、中には60センチを超えるような大物もいたりします。Sammyさんが見たら狂喜乱舞するに違いないと思うほどたくさんの魚が見えます。こいつらを狙うのがやはり筋でしょうね。6番のフックにシンセティックな素材をパラリと巻いたフライでふわふわと漂うようにしたら2回ヒットしました。食ったのを目で見て合わせるので効率はイイですね。一尾目は桟橋まで寄せてみると結構大物で、ちょっと無理をしたらラインブレークしてしまいました。ちょっと強引過ぎました。
二尾目はしっかりと取り込みました。光線の加減や波だっていて見にくいときもありますが、はっきり見えるときにはもっと挑戦してみるといいと思います。
八千穂レイクでは、これもsammyさんが喜びそうなライズがたくさん出ます。ウキ釣りの私にはあまり関係はありませんがドライで釣る人にはライズがあるとたまらないみたいです。
今回のウキ釣りでは合わせがバッチリと決まり、取り込みでバラシたものも多かったですが、合わせが決まるだけでも気持ちがいいものです。もちろん乗らない当たりもたくさんありました。
私の場合はほとんどぶっこみでリトリーブはしないのですが今回のBLの釣りでの一尾目は、表層に浮いていたラインがピンと張ったと思ったら、いきなりリールが逆転して悲鳴を上げたかと思いきや、大きな魚がジャンプした。これはもちろん取り込みました。二尾目と3尾目はオレンジ色のラビットゾンカーをウェット風に漂わせていたらどちらもガツンと乗りました。フライにフロートは仕込んでいないので、BLと言えるかどうか疑問ですが、これはいい釣り方だと思います。
涼しいので猛暑の下界には帰りたくなくて4日も遊んでしまいました。伊原さん、SGさん夫妻。N村さん夫妻、岐阜ナンバーの夫妻、お疲れさまでした。またよろしくお願いします。