先週ウキ釣りが好調だったのはやはり放流の影響が大きかったと言えよう。7月11日の放流だが、その好調をまだ土曜日の3番桟橋は維持していた。さすがに土曜日にいじめ過ぎたのか、日曜日には3番桟橋では何も当たらなくなってしまった。場所を大きく変えたらまた当たりが復活したがすぐ隣の4番桟橋ではぱっとしなかった。釣れてくる魚はやはりしっぽの丸い放流魚が主であった。結果は5・2だが、土曜日はばらしが5以上あった。当たりは一日を通して非常に頻繁に出ていた。ただやはり少し神経質な当たりが多く、当たっても乗らない当たりがほとんどで、乗ったと思っても途中で抜けてしまうものが多かった。いわゆるショートバイト気味になっていたのだろう。
ある意味、ショートバイトを取るというのが一つのゲームとしてまた面白いものだ。先週のような非常に素直で単純な消し込みとは違ってちょこんと当たってしばらくして本アタリが来る当たりだ。どこで合わせるのか判断しないと乗らない。乗らない当たりが本当に多い。そして合わせは鋭くコンパクトに、ラインの回収は一定のリズムでテンションを意識して取り込む。と思っているのだが乗ったと思ってラインを回収にかかると抜けてしまうというばらしが土曜日は多かった。10尾以上かけているのは確かだが、取り込みに成功したのはたったの5尾に過ぎない。大型魚との豪快なリールファイトもいいが、テクニカルな合わせと慎重な取り込みが要求されるこの釣りもある意味ハラハラドキドキさせられる。
さて、今回帰りに肝を冷やしてしまった。もう少しでおかまを掘るところであった。運転しながらぼんやりしていたのだろう。前の車が信号待ちで止まっているのに寸前で気づき急ブレーキをかけて何とか難を逃れたのだが、危なかった。衝突していたら、人身事故だし遊びどころの話ではなくなる。やはり釣りを終えた後は、温泉に浸かって、休憩室で昼寝して頭をすっきりさせてから帰るのが、大人の遊び方だろう。私も早く大人にならないといけない。
子供と同じで目いっぱい疲れるまで遊んでいるのはもう卒業したほうが良い。帰りの運転が非常に危険なものになる。
これは多分居付きの魚だろう。ニジマスは美しい魚なのだ。