今年の八千穂レイクは、訪れる度にだんだんと厳しさが増していると感じます。釣果は1・3・2・4となんと4日間掛けてなんとか、つ抜けです。坊主を逃れるのがやっとという感じです。最終日だけ半日で4尾と朝のゴールデンタイムにうまくはまりました。特にマーカーでの浮き釣りの難しさを感じます。ドライが一番反応がいいみたいです。いわゆる魚が上を見ている、もとい上しか見ていない状態だと感じます。
では6月23日金曜日から、4番桟橋で浮き釣りからはじめるが何も当たらない。早々にマーカー釣りをあきらめて、今年からはじめたBSの釣り、ボトムスキャンの釣りです。タイプ4のシンクティップの先に1.5号のティペットを50センチほどつけ、放り込んだらあとは待つだけ。向こう合わせでガツンときます。というかガツンときて目が覚めました。要はぶっこみ釣りと同じです。どちらかといえばボトムステイの釣りと言ったほうがいいかもしれません。
フライは白いエッグ(ダイソー)です。黄、紫、ピンク、水色と色はなんでもいいみたいです。もうあきらめて放り込んだままいすに座って寝ていたらガツンときました。向こう合わせなので竿を立てるだけでいいのです。その後、2尾掛けましたが途中で外れてしまいました。最後に、ドライを試す。8番ぐらいのフォームスパイダーを放り込むと一投目で着水と同時にでました。魚はでかかったがファイトの途中でブラッドノットがすっぽ抜けてしまいました。0.8号をつけたままバイバイです。覚えたばかりでしっかりと結び目を締めこんでなかったせいでしょう。
6月24日土曜日。マーカーでは釣れる気がしないので、ドライを試してみました。使うのはフォームビートル、フックは10番くらいです。拾ったフライはよく釣れるというが
来ましたね。結構いいサイズでしたがファイト中にフライがはじけて飛んできました。
よく見るとフックがゲイプの曲がりはじめで折れていました。拾ったフライなのでさびていたのでしょう。あまりドライフライの手持ちがないので、このフライをそのまま8番のフックに結び付けて釣りを続ける。釣れましたね。50台。また、いすに座って寝ていたら、ざぶんとライズの音がして体はちゃんと合わせの体勢に入っていました。うれしい目覚めでした。
ドライにこのサイズが飛び出してくるのだからたまりません。梅雨の晴れ間の日中にはドライのほうが反応がよいと言うべきでしょう。フライがマッチしてさえいれば、連中は待ち構えていて、着水と同時に飛びつくものも多いです。ドライでもう一尾追加して
最後にボトムステイの釣りで小型を一尾、合計3尾でした。
6月25日日曜日。今日は甲府のF君がやってきた。彼は浮き釣りが好きなので気があって話をするようになった。朝一、一尾をあげたと言う。
私も今日は浮き釣りをやって見ようと思う。しかし厳しい。午前中はボウズ。F君が浮き釣りで数を伸ばしているのを見て、マーカーでも釣れるんだとあらためて知らされた。午後一番桟橋に移動して、トラウトガムで念願の1尾。地合いが来たのか、すぐに2尾目。この日は2尾で終了。
6月26日月曜日。マーカー釣りで朝、立て続けに50台を2尾。その後、でかいのを掛けるが走られてラインブレイク。良型を2尾釣ったら、ティペットを交換したほうがよい
シンクティップラインを引っ張って小型を一尾追加。その後、マーカーに戻して、モップフライで一尾。4日掛けてなんとかつ抜けしました。
非常にタフなコンディションですが、苦労して苦労して1尾を釣るのがおもしろいです。脳がよろこびます。マーカー釣り、ドライ、ボトムステイ、引っ張りいろいろやりました。後はサイトフィッシングは釣果が得られていません。一番桟橋の周りには見え鱒がうようよいるのだが・・・。サミーさんならきっと大喜びだろう。ボトムステイの釣りは完全向こう合わせなので、あまり面白さは感じません、放り込んだらすることがありません。やっぱり浮き釣りがおもしろい。視覚的な楽しさがあります。
下の画像は今年少なくとも3度目のご対面。あごが奇形になっていてすぐにわかる。なんだか同じ魚ばかりを釣っているような気もする。それだけ魚の数が少ないに違いない。