天気予報は雨だったが、静かな雨なら風の強い日よりましだと判断して出撃。グランド下に入るつもりが、中島の水色を見て気が変わった。
泥濁りである。右岸の一部だけが西川からの澄んだ水が流れている。グランド下は二発の稼働があるかもしれないから止めにした。支度をして右岸に渡る。餌釣りが2人、ルアーマンが一人である。第一プール右岸最下流に入ることができた。
濁り水のところでは釣れる気がしないので大半は10メートル以内の澄んだ水の中を流す。雨は降っていない。手前に放り込んだウキをぼーっと眺めて一日を過ごすのもいいものだ。餌釣りの人たちが時々竿を曲げている。ニジマスだけではなく、バスが二匹、鯉を一匹取り込むのを見た。ニジマスも5匹ほどキープしていた。
右岸側なら釣りにはなる。今日はモップフライを2つだけ巻いてきた。こんな濁りの入った日にはモップフライがいいんです。一つを根掛かりで失った後、もう一つも根掛かりした。またかと思ったが意外にも外れて帰ってきた。ここで痛恨のミスを犯してしまった。根掛かりして外れたら針が延びている確率が高い。すぐにチェックすべきだった。
そして、当たりが出た。乗った。ファイト開始と思ったら即バレ。針が延びていたのでバレて当たり前。あーなんてこった。一日に一度あるか無いかの当たりを不意にしてしまった。合わせはばっちりだったのに・・・。モップフライを見ると内側を向いているべき針が外側を向いていました。モップフライがいい仕事をしてくれたのに残念です。
チェックを怠った自分が悪いのです。「ぼーっと生きとったらあかんど」とチコちゃんに怒られそうです。
ぼーっとウキを眺めて過ごすのはいいものですが、ここまでぼーっとしてはいけませんね。
昼前によく見かけるルアーマンが話しかけてきた。右岸第一プール最下流で当たりが出たといっていた。乗らなかったそうだ。私の場合は乗ったのだが、ばらしてしまったと伝えた。針が延びていたことは内緒です。
天気予報通り14時過ぎから雨が降り出した。15時を回るまで頑張りましたがボウズで終了です。