ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

超簡単毛鉤 フロスファー

2009-01-31 01:22:17 | Weblog
 ジュネスの中で営業しているエレファントプルーフの高橋さんが考案し販売しているフロスファーは優れものだ。フックに粗く巻きつけるだけで完成。量産が可能でしかもよく釣れる。特にオレンジミックスには大物がなぜか飛びついてくる。私はこれを土肥富のバーブレスフックNo. c47の6番に巻いている。横着者にはぴったりのマテリアルだが、シンセティックな素材に眉をひそめる人もいる。
 「作るのが簡単でよく釣れる」これに勝るものはないとおもうのだが・・・。
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2009年1月25日 バラシのプロ

2009-01-26 02:46:47 | Weblog
 鮎釣の駐車場にテントを張ってお泊り。羽毛の厳冬期用のシュラフなので、着込んで寝たら暑いくらいでだんだんと脱いでいく。最後は靴下も脱いで下着でちょうどよい。テントの中でガソリンバーナーを点ければ暖かくて、車中泊なんてやってられない。やっぱり大地の上で寝たほうが揺れなくて気持ちがいい。
 朝、車の音で起こされる。ルアーマンが5人、2台に分乗だ。私は明るくなるのを待たないと、マーカーが見えないので、彼らが先行だ。
 昨日は途中から10センチぐらい水が増えたので、対岸に渡るにも明るくなってからのほうがよい。良かった、減水している。
 朝のゴールデンタイム、ルアーマンが次々と大物をあげる。私も3尾掛ける。一尾目は掛かりが浅かった。流芯脇で掛けた2尾目は掛けたとたんに走る。散々走りまわって、一番上のポイントの三角おにぎりみたいな岩の下にもぐりこむ。上に回って引きずり出そうとしたら、フライが帰ってきた。てっきり岩でラインをきられたと思ったが、黒のビーズヘッドニンフは付いていた。3尾目もまったく同じところでバレタ。あの岩の下にもぐりこんで首をフリフリすればよいことを魚が知っているかのようだ。この時もフライは付いたままだ。やれやれ、朝のゴールデンタイムにバラシ3連発では釣れんわなー。
 朝が早かったので早めに昼食に。暖かい天ぷらそばと栗蒸し羊かんを食べて、車の中で暖かい日差しにあったていたら、いつの間にか眠ってしまった。目が覚めたら11時半。
 きのうの中島はなんだったのだろう、気温低下でマスが一箇所から離れなかったせいかもしれない。ガッサラも相変わらず一番上のポイントでつれている。ルアーマンが時間を空けてやってきて一発で大物を掛けている。私のお気に入りのポイントでも30センチ40センチが飽きない程度に釣れる。これはきのうから同じだ。また、「飽きない程度に釣れる」のが集中を切らさないためにも重要だ。
 そうしているうちに大物が来る。50あるかどうかだが掛けたら一気に下に走る。ラインがどんどん出て行きバッキングが見えてきた。到底追いつけない。一番急なところを過ぎると真ん中に岩が出ている。そこにラインが引っかかった。しばらくは、魚の動きが伝わってきていたがそれがフッとなくなった。バレタ。フライは付いている。バーブレスだからしょうがない。
 3時を回ったところでティペットを変えることにした。フロロの1.5号を結んで締め上げたら、リーダーがちぎれた。あらら、こんなので続けなくてよかった。
もう一度作り直して、今度のフライはキャメルのフロスファーのビーズヘッド付だ。イシグロで買ったツインボールマーカーは優れものだ。下の黄色であたりを取り、上の赤色は見つけやすい。
 日が翳り、大物の予感がしてきた。飽きもせずいつもの岩に乗り、飽きない程度に釣っていると来ました大物。走らずに一箇所で首をふっているので、その間にラインを巻き取る。テンションを掛けると、一気に対岸まで走る。きのうからドラッグは緩めにしてあるので好きなだけ走らせ、止まったら巻く。ここで迷ってしまった。ティペットも新品だし1.5号もある。瀬の中で取れるかも知れないと・・・。人の迷いを見透かしたかのように今度は魚が下に走る。大きな尾びれが見えた。やっぱり落とすしかない。大慌てで付いていく。一番急なところを過ぎると流れの真ん中に岩が・・・。やっぱり引っかかってしまった。またか。さっきと同じバラシだ。ラインを緩めすぎた。ラインテンションを保って、人間が先行しなければだめだ。流れは岩の向こう側を流れるようになっているので、この岩を回り込むようにコントロールしないとだめなんですねー。
 ラインを手繰り寄せるとキャメル色のフロスファーのビーズヘッド付が返ってきた。このフライが優秀だと言うことは証明されたが、バーブレスで取る腕が無いんだよ。このバラシのプロには。
 5時前に、ヘルメットをかぶり拡声器を持った二人がやってきて、放水があるということで強制終了。二日間で50オーバーのヒットは「つ抜け」した。これだけワクワク・ドキドキを味わえれば、カナダまでスチールヘッドをやりに行く必要はないかな。写真は2匹目の52センチ。

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2009年1月24日 取り込みの極意

2009-01-26 00:33:09 | Weblog
 今回の放流は大型が多かったようで、皆さん大きいのを結構あげていました。結果を先に言うと、50オーバーを10尾くらい掛けることは掛けたが取り込んだのは2尾だけ。写真は1尾目の52センチ。バラシが多すぎる。フロロの1.5号に変えたらラインブレークは減ったけれど、針はずれのバラシが多い。フライは付いたままなのでバーブレスフックが原因なのだろうが、ロッドワークやバタバタしすぎるせいもある。60オーバーの取り込みに慣れていないことが大きい。
 まずは24日(土曜日)、気合を入れて朝一に中島。しかし、当たりもかすりもしない。放流の翌日に中島に行くのが大物への近道だったはずが、目論見が見事に
はずれていやな予感が・・・。泊りがけで来たのにボーズかよー。
 で、やっぱりガッサラ。この移動は正解。着いてすぐに立て続けに50オーバーを2尾掛けるも連続でバラシ。隣で釣っていた人が、「惜しかったね。バタバタしすぎだよ」と言ってくれた。
 その後、52センチを2尾掛けて、2尾とも下のプールに落としてゲット。今年最初の50オーバーだ。取れてよかった。気分良く昼食に。先ほどの人が「60あったかい。」と声を掛けてくれた。「50ちょっとだけど、十分面白かったよ。」と私。「瀬の中で掛けたんじゃ、下に落とすしかないか・・・。」と釣り人。「プールまで行けばもうこっちのものなんだけど、それまでが大変。」と私。
 昼食後、珍しく西岸から。一番上のポイントの最後のたるみでライズしている大きな肩と背びれが見えた。2,3度フライを流すと食いついた。それからが大変。瀬の中をぐんぐんと泳ぎまわり、ぜんぜん寄ってこない。浅瀬に乗せたと思って近づくと、一気にまたグーンと走る。これが60オーバーのパワーだと感じさせてくれた。困ったことに、こんなパワフルな魚をどうやって取り込めばよいか途方にくれてしまう。気持ちが焦ってしまうのが一番のバラシの原因なのだろう。落ち着いて相手が疲れるのを待つのがベストなのだろう。こっち側からは下に落としたこともないので、最後の手段と自分が後ろに後退して魚を浅瀬にズリ上げようとした。目の前の浅瀬に乗せてもう少しと言うところでラインがはじけて帰ってきた。ポニョーンとな。当分の間、このことが目に焼きついて離れないだろう。魚はすぐに遁走した。まだ、余力があったのだ。黒のビーズヘッドマラブーは付いたままだったので、浅瀬でバタバタさせたのと、相手がまだぜんぜん疲れていなかったのに無理やり勝負に出たのが間違いだった。
 このバラシの後はなぜか記憶がない。この対戦が印象的過ぎたせいもあるが・・・。覚えているのは、日が翳ってからルアーマンがやってきて、一番上のポイントで大物を掛けた。あわてず、ゆっくりゆっくりと間合いを詰めていく。少しずつ魚に引きずられて下に下っていく。これぞ取り込みの極意だ。結局だいぶ下らされて浅瀬で取り込んだ。ガッサラが滝のようになる手前だ。そいつは俺が釣り上げるはずだったやつだーと私は心の中で叫んだ。




 
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2009年1月18日 瀬で遊びプールで修行

2009-01-18 22:47:47 | Weblog
 中島到着11時半。まずは上の瀬から。去年いい思いをした場所は競争相手が多いと見えて、まるで当たりがない。今シーズンはなぜか魚っけが無い。どうやらかなり叩かれているようだ。しかし、こちらは瀬のスペシャリスト。魚の付き場を見極めればよい。
 沈み堰堤からの水が集まっているところにいるはずだ。流芯ではなくニジマスはすぐ横のたるみがポイントだ。狙ったとおりに出るとうれしいものだ。柔らかめの5・6番なので、竿が満月になる。これはこれで面白い。取り込むのに手間が掛かる。4番ロッドで釣っている感覚だ。蝶番のところにがっちり掛かっていた。47センチ。とてもきれいな魚体だ。
 次に沈み堰堤のところでもう一尾、30センチぐらい。瀬は反応が速いのがいい。1投ごとにフライに絡みつく藻を取り除かねばならない。だから魚がのこっているんだ。
 昼食を食べ、今度はプールの修行。マーカーを浮かべじっと待つ。釣れない。
隣りのたて浮きの人はかなりの大物を取り込んでいたが、ヘラブナ釣と似たところがあるみたいだ。私はすぐに飽きて場所を転々とする。どうも瀬釣りに染まっているとピンポイントに最初から放り込む癖があるようだ。一投目で当たりが2度あったが、こっちはボケッとしていたので当たりを見逃してしまった。竿を上げているとあれ上がらない、上がらないけど動く、あれっ魚じゃん。なんてことがよくある。もちろんバラシだ。
 これからもっと真剣に修行をしないといけない。




 
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二日連続で釣に、でもひょっとすると

2009-01-13 01:41:00 | Weblog
 1月10・11日と連続で天竜入り。場所はガッサラ。駐車場に着くと、あれ、あの黄色のジャケットの人、昨日見たな。あれ、女性を含むあの5人組昨日もあの場所にいたよな。あそこで釣る支度をしている背の高い人も、あそこで釣っているあのルアーマンも、あのオレンジのダウンジャケットを着た人も、みんな昨日いた人たちばかりじゃあないか。おいおい、ほとんどメンバーは同じじゃないか。これじゃ、漁協は儲からないはずだー。でも、ひょっとすると三連休だから、今日行けばまた同じメンバーと顔をあわせることになるかもしれない。残念ながら私は仕事だが、休みだったら行っていたかもしれない。
 午後中島に移動すると、鮎釣にいた人が中島に移動してきていた。いろいろなブログを見てもメンバーが固定してきていることが伺える。まるで会員制の管理釣り場みたいだ。その割には料金が安いと思う。
 ただ、放流直後は常連さんが先に釣ってしまうので、初めての人にはなかなか厳しいかもしれない。
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2009年1月10・11日 やっぱり魚が一枚上手

2009-01-11 20:58:42 | Weblog
 いつものガッサラのいつもの岩のところ、50オーバーを掛ける。流れの中で掛けた魚はすぐには走らない。流れに逆らって泳ぐのでもといた場所に帰ろうとする。しかし、しっかり釣り糸が付いている。時折見せる魚体は惚れ惚れするほどでかい。周りには5人以上いるだろうがみんな対岸だ。でも注目の的だ。魚にプレッシャーを与え続けるが、こちらには主導権がない。もう何分経っただろうか。まるで釣り糸が付いていないかのようにもと居た場所で泳ぎ続けている。5分も立たないうちにこっちがじれてきた。できれば下のプールに落とさないで瀬の中で捕りたい。しかし、それができなければ落とすしかないが、ひとつ問題がある。足元不如意なのだ。それはウェーディングシューズの左足のフェルトが半分はがれていて、滑ってしょうがない。それに今朝、気付いた。こんな時に限って大物が来るんだから。
それじゃあ、瀬の中で決着をつけるしかないじゃあないか。人間がじれてしまって、勝負にでてしまった。さらにプレッシャーを与えると、魚はくるりと向きを変え、下にストンストンと落ちていく。人間は大慌てで追ていくが、ドラッグが締めてあったことに気付き、緩めた時には魚は流芯のなかにいた。ブチッとな。アーア。切れてしまった。いい型だったのにー。
 下から上がってきた人が「魚と一緒に走らなきゃ、だめだよ。自分はいつも下まで落とすことにしています。だって、ここでは止められないよ。」と言っていました。ごもっともです。
 以上、ガッサラからの実況でした。
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2009年1月4日 釣大会の後は渋い

2009-01-06 00:35:00 | Weblog
 大会の前に放流してあるのだからと期待して天龍入り、ところが意外と厳しかった。到着が10時前なのですでに釣り切られて終わってしまったのか。いろいろブログ見ると、釣大会自体あまり釣れなかったようだ。入賞サイズを見ても小さいことがうかがえる。天才中学生の独壇場だったようだ。
 ガッサラは人気があるので釣れなくなるのも早い。日曜日だと言うのにガラガラだ。ポイントも限られているので少し釣って移動する人が多い。
 ポイントとはぜんぜん関係ない浅瀬で20センチぐらいの初物をゲット。マーカーに当たりがはっきりと出た。すぐ上のたるみで40センチ台を掛けるも、取り込み寸前にバラシ、針が悪いのか、合わせが甘いのか、それとも腕が悪いのかバラシが多い。ラインブレークではなく針は付いているので、バーブレスフックが原因かもしれない。
 午前中はそれでお終い。昼食後、中島に移動しようかとも思ったが、天気はいいしガラガラのガッサラを一人で独占できるいい機会なのでガッサラで釣り続けた。
一人で気分良く釣れるなんてゼイタクだ。午後、竿抜けの小場所で6尾ほど追加。
流れの中で掛けると40台でも結構楽しめる。つ抜けはしなかったが、釣をのんびりと楽しむことができた。依然としてバラシもおおい。大きいやつほどばらしてしまう。
 アウトリガーニンフィングの練習をしてみる。3Bのガン玉をひとつ打つと、普通のキャスティングでは投げられない。ヘラブナ釣みたいなサイドからの振込みになってしまう。まるでセンターピンの釣だ。モノフィラでたくさんだ。アウトリガーにしてもたいして釣れる訳ではないので、すぐにルースニングに戻ってしまう。ノー天気に釣を楽しめればいいのだ。
 
 
 

 
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